今日というか、昨日はとても暖かかった。
暖かいせいか、朝ランも、いつもより体の動きが良く、ドリンク片手に走れるような気温となった。
仕事でもワイシャツを長袖から半袖にかえて過ごした。
各地で桜の開花の話も出てきており、ここら辺りでもそろそろ花見のシーズンを迎える。
さて、東京ディズニーリゾートにて一流のサービスを受けたことについての第3段は、人材の確保について少しだけ述べてみたい。
具体的な方法ではなく、あくまでも考え方である。
いろいろな資料を確認するにあたり、ディズニーリゾートで働いてみたいという人は多いようだ。
誤解を恐れずに述べるが、私もそのうちの一人だ。
と、言っても現実的な話ではなく、前回訪れた時から想っていることだが・・・
参考ブログ: 「ディズニーに学ぶ」(2013年1月22日)
実際に行動に移して働くかどうかは別なことであり、「いつかは働いてみたい」という、ある意味夢のような感じだろうか。
アルバイト料金は、基本料金1,000円からとなっており、都市圏の周囲の環境からすると決して高いものではない。
興味のある方はこちらを参照: 応募要項(ホームページ)
では、どうして人が集まるのか。
その理由に、人材確保の種がたくさんあると思う。
ディズニーで働いてみたいという人の動機は人それぞれ。
それら一つひとつが参考になるはずである。
一流企業だからできることだろうか。
その答えで終わってしまっては、縮小化する地域にある企業に未来はない。
同じ人間がしていることなのだから、本気になれば出来ないことはない。
平成27年4月20日にTVHで放送されていたワールドビジネスサテライトの「カイシャの鑑」のコーナーの中で、大阪にある社会福祉法人 基弘会の取り組みが紹介されていた。
同会では、従業員を対象にした保育園を経営したり、研修として入所者の時代背景を理解し体験するマーケティング研修や、ユニークなところでいうと掃除や調理など、それぞれの専門家に外部講師として来ていただき、年12回研修を実施しているとのこと。
ここで、注目しなくてはいけないのは、その方法論ではなく考え方である。
同会は、お客様だけではなく、従業員もファンになっていただくという考え方に基づいて経営している。
保育園は単体でみるとかなりの赤字だそうだ。
しかし、全体でみると人が集まり、黒字経営ができている。
このような考え方ができるかどうかである。
人材は、会社の貸借対照表には記載されないものだが、会社にとってはまぎれもない財産であり、地域、社会にとっての財産でもある。
お客さんはいるが、それを支えるスタッフが少ないという、需給のバランスが崩れている介護業界において、企業においては人材確保にむけた明確なビジョンが求められており、実施できているところが生き残ることができる。
そして、人材確保については、一企業だけでの対応では限界があり、複数の企業、行政、異業種との連携・コラボなどが必要になってきていると、私は思う。
おわり