親を安心して預けられる病院づくり!(カンブリア宮殿)を見る | さあ、いってみよー

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北海道滝川市在住。

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2018.4.23から、にゃんこが登場しています。

久しぶりにアップする。


守秘義務があるので詳しくは触れないが、最近は、とある大切なお客様の対応で頭がいっぱいになっていた。


今も、答えがないまま進んでいる・・・


そんな中、録画していたカンブリア宮殿(6月20日放送)を見た。


『親を安心して預けられる病院づくり!』と題され、東京都青梅市にある青梅慶友病院(療養型病床群)について紹介されていた。


会長の大塚宣夫氏は、自分の親を預けたい施設づくりを目指し、1980年から当病院を経営している。


大塚氏が取り組んだことの1つとして、臭い対策。


入院者の7割がしているオムツの交換を頻繁に行い、多い人では1日12回する人もいるとか。


清潔空間を確保するため、少しでも汚れがあればシーツを交換し、毎日する人もいるとのこと。


施設、病院で働いている人・・・・シーツは週に何回交換していますか?



紹介された2つ目の取り組みは、美味しい食事。


料理長として配置されたコックが、お客様の目の前で調理していた。


通常メニューのほか、別料金で更にグレードの高いものやお酒を提供しており、放送ではステーキを召上がられていた。


ちなみにステーキを食べていたのは、他の病院で胃ろう、気管切開されたお客様。


当病院に移ることで、自力で経口摂取をすることができるようになった。


食べる楽しみを取り戻したのである。


担当の医師のコメントは「諦めていたことを、出来るように」である。


あきらめたことに、止めを刺す・納得させるのとは違うのである。



その他にも、月に1度、プロの演奏家による音楽鑑賞など、美食、清潔、イベント満載のようだ。



消灯時間もないようで、夜中でも寄り添うケアを実現し、起きてきたお客様にホットミルクを提供していた場面があった。


夜中に起きてきたことを問題視し、申し送られることはないのだろう。



職員体制は法令基準の4割り増し。


職員が多いから出来るという安易なコメントを残すつもりはない。


どこに力を入れて、どのように提供し、どのように経営していくかということを参考にさせていただいた内容であった。


特に印象に残ったのは、10名以上いる各看護師長に、ある程度の権限と、各病棟の取り組みに充てることができるお金(毎月100万円)を与えているところだ。


看護師長は、サービスを向上させお客様のADLやQOL等の改善を図り、それらを数値化し報告することで、自然と互いに競い合うかたちとなっているようだ。



チームリーダーには、権限と責任がセットになっていなければならない。


権限には、人事権や自由に使えるお金が必要であることを、改めて感じた。



手厚い配置人員、設備、高負担高サービスに目を向けられることが多いかもしれないが、当病院の取り組みの根底は、自立支援である。


適切な自立支援のために、どのように取り組んでいくのか・・・



番組で紹介された病院のほか、他のところで出来ていることは、私にも出来るはずである。


同じ取り組みをする必要はないが、お客様に満足していただくサービスは、どこでも誰でも出来るはずである。



少なくとも、私が今、頭を悩ましているお客様やご家族に満足していただくための取り組みは、出来るはずなのである。


私には次があるが、お客様にとっては次はない場合が多い。


だからこそ、覚悟をもって臨まなければならない。