一年 | 坂の上も雲

一年

お役所っていう未経験のタテ社会に入り、しかも何もわからないエネルギーの世界に飛び込んでから一年。
生意気だとか礼儀が足りないとか言われつつも組織の中で、一年生としてではなく、一人の仕切り屋として認められることができた。
自分自身が立案して何か大きなアウトプットを出したわけではないけど、組織がいかにうまく動いていくかを考えてマネジメントを行うことは、自分が組織を使いこなしていくために非常に有意義だった。
そして、ガチガチのタテ組織を縦横無尽に使いまわし、エネルギー政策に大転換を促す大きな流れを陣頭指揮した補佐の一番近くで仕事ができたことは非常に良かった。職業ぬきに彼のような人間でありたいと尊敬できる人物に一年目で会えたことはほんとうに幸せだと思う。
次のステージは辞令待ちではあるけどもうほぼ決まっている。うちの組織の行動パターンの学習やマネジメントを学ぶポジション(企業でいう総務)から、お役所のビジネスモデルである法律・政省令や税などの中身を作るポジションへと席を移すことになる。会社の商品を知らずして経営は語れないというけどまさにその商品を知る段階。自分が商品を作る糧とすべく頑張らねば。
誰かには小さくまとまってると言われているらしいが、常にばくちをうちつづけられる人間は凄いが僕は決して超人ではない。ここっていうとこで爆発的に成果を上げるためには充電と準備が必要なのだ。
下手に跳ねられない臆病者かもしれない。笑わば笑え。いつか至弱が至強をも打ち倒すそのステージを迎えるべくいまは臥薪嘗胆。