入試問題ってやたら問題文が長かったりして難解に見えて,やってみたら問自体は簡単ってこと多いですよね^^;
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次の文を読み,後の問に答えよ。
星霜去ること数什年,深山幽谷の静寂に包まれし一聚落に,白髪相和す老夫婦が棲息せり。 翁は晨に草木を撥ねて山野に薪を求め,媼は夕に清流の辺にて垢衣を滌ぐを常態とせり。 或る日,媼が淙々たる渓流にて業に勤しむ折,上流より一個の巨大なる,蓋し類例なき瑞彩を放つ霊果が,波濤に揺蕩いつつ流来せり。媼はその希有なる光景に魂を奪われつつも,これを慎みて拾得し,家舎へと捧持し帰れり。 やがて日没し,帰還せし翁と共にその果実を割載せんと試みし刹那,驚天動地の怪事出来せり。果肉の裂け目より,溢れんばかりの精気を纏いし一人の稚児が,忽然として産声を上げ現出せり。 夫婦は等しく驚愕し,暫し呆然自失するも,これぞ天啓による霊児なりと悟り,天賜の機縁を寿ぎて,慈愛の限りを尽くして養育せんことを期せり。即ち,その児を「○○○」と命名し,家門の亀鑑となすに至れり。
(問) ○○○に入る漢字三文字を答えよ。