入試問題ってやたら問題文が長かったりして難解に見えて,やってみたら問自体は簡単ってこと多いものです。
この問題は「後の問」を先に読んだ人なら2-3分で解けます。

「次の文を読み,後の問に答えなさい。

 星霜去ること数什年,深山幽谷の静寂に包まれし一聚落に,白髪相和す老夫婦が棲息せり。 翁は晨に草木を撥ねて山野に薪を求め,媼は夕に清流の辺にて垢衣を滌ぐを常態とせり。 或る日,媼が淙々たる渓流にて業に勤しむ折,上流より一個の巨大なる,蓋し類例なき瑞彩を放つ霊果が,波濤に揺蕩いつつ流来せり。媼はその希有なる光景に魂を奪われつつも,これを慎みて拾得し,家舎へと捧持し帰れり。 やがて日没し,帰還せし翁と共にその果実を割載せんと試みし刹那,驚天動地の怪事出来せり。果肉の裂け目より,溢れんばかりの精気を纏いし一人の稚児が,忽然として産声を上げ現出せり。 夫婦は等しく驚愕し,暫し呆然自失するも,これぞ天啓による霊児なりと悟り,天賜の機縁を寿ぎて,慈愛の限りを尽くして養育せんことを期せり。即ち,その児を「○○○」と命名し,家門の亀鑑となすに至れり。

問 最後の○○○に入る漢字三文字を答えよ。」

みたいな。
「設問で何を訊かれているかを頭に入れてから長文を読め」
という鉄則を忠実にやっていれば,最初の何行かで,「あれか!」と思って1分以内に答がわかりますが,
最初から馬鹿正直に読み進めていった人は時間と労力を無駄にしてしまいます。
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