学習は「積み重ね」ではなく「皿回し」である
学習はよく「積み重ね」だと言われます。しかし,私は少し違うと考えています。
「忘れる」という生存戦略
例えばジェンガは,一度積めば地震でもない限りそこにあり続けます。パソコンに保存したデータも,クラッシュしない限り消えません。 しかし人間の脳は違います。生存戦略として「使わない情報は忘れる」ようにできているからです。
だからこそ,学習は「積み重ね」よりも「皿回し」に近いのです。
増え続ける皿,止まらない回転
新しい内容を学ぶたびに,回すべき皿は増えていきます。 英単語,方程式,関数,図形,古文単語,漢字……。 学年が上がるほどその数は増え続け,管理は難しくなります。
皿は回し続けていれば落ちません。しかし,触れるのをやめた皿は,やがて回転が弱まり,最後には落ちて割れてしまいます。 大切なのは,新しい皿を増やすことだけではなく,「今,回っているすべての皿」を回し続けることなのです。
「点数」の先にあるもの
定期テストで一時的に点数を上げることは,決して難しいことではありません。我流舎において「得点2倍・3倍」という結果は、珍しいことではないからです。
しかし,その場限りの回転(目先のテスト対策)だけに偏りすぎると,次の段階で土台の弱さが露呈します。 現在の高校入試制度において「内申点」は重要ですが,高校進学後に問われるのは,その場しのぎではない「本物の学力」です。
我流舎の約束
入試本番で通用する力,そして高校やその後の人生において自分を支えてくれる力。それは,泥臭く皿を回し続けた経験からしか生まれません。
目先の数字よりも、将来を支える土台を。
我流舎はそこを何より大切にしています。