前回の投稿の続きです。

 

小学校のころ,NHKを見るのはほぼNHK杯の将棋と高校野球だけでした。あとは,野球中継(阪神戦。もちろん試合開始から終了まで),アニメ,ヒーローもの,クイズ番組,青春ドラマ,刑事ドラマ,時代劇,あとはありとあらゆる(いわゆる)低俗番組を中心に一日5~8時間見ていました。辞書と地図帳はもちろん欠かせません。

 

高校野球は朝から晩まで全試合,もちろんテレビの上に常備してある辞書,外来語辞典,地図帳,資料集などを見ながら。

 

え?このお兄さんたちどこから来たん?何県?何市?県庁所在地から離れてるな~。人口どれぐらいおるん?わっ。ちっさ。福島区(私の故郷)より少ないやん。この町何で有名なん?目立った特徴はないな~。PL学園ってどこ?富田林?大阪に住んでるけど行ったことないわ~。PLって何?いろんな本を調べて,「パーフェクト・リバティ」か~。「パーフェクト」は知ってる。野球の「完全試合」の「完全」やからな。「リバティ」って何?外来語辞典調べて,なるほど「自由」か。「完全な自由学園」なんか。校則ないんかな。おっ!?PL学園勝ったやーん。わーい。

 

校歌が始まると「♪燃ゆる希望」の「燃ゆる」って何?「燃える」ちゃうのん?国語辞典などを引いて下二段活用が下一段活用に変化したことを学びました。「♪若人の夢」えっ?「わこうど」って読むの?あ。そう言えば「仲人」(なこうど)ってこの前ドラマで言うてた時に調べたわ。「♪羽曳野の~」?さっき調べけどPL学園は「富田林」ちゃうん?地図帳調べて,なるほど~学校のあるあたりは「羽曳野丘陵」なのね~。「♪永久に」へーっ。「とこしえ」って読むんか。当て字もええとこやん。「♪永遠の学園」これは「とわ」って読むんか。意味はどう違うんやろ。「永久」と「永遠」なんておんなじちゃうん?調べよ。みたいな。

 

「打率」も安打数を全打数で割るんだな。なるほど。何本ヒットを打っていようが,全打数が多ければ打つ確率は低いバッターってことで,アテにできないってことね。低学年のころから試合前に掛布さんたちの打率が「今日何打数何安打だと打率が何割何分何厘になるか」を計算してたりしていたので,高学年になって算数で「歩合」が出てきたときには「こんなん勉強せんでも当たり前やん」みたいな感じでした。「7打数2安打」と「420打数120安打」が同じレベルの打者と言えることで「比」の概念も理解できます。なんや,「百分率」も「歩合」も「比」も難しく言わんでも「何倍」ってことやん,と。

 

結局,普段から「知らないのはイヤ(気持ち悪い)」という気持ちさえあれば,日常生活そのものが勉強というお話でした。

 

※この投稿を読んで「とこしえ」と「とわ」はどう違うんだろう?と調べてみた人は机に向かわなくても入試をクリアできるタイプです。流してしまった人は,机に向かって現代国語の用語集とか漢字練習帳なんかを何冊かやらなければならないタイプです…と書かれてもやっぱりスマホやタブレットで調べようとしない人は,結局机に向かわなければならないタイプです。起きている間は全部学習のチャンスです(ひょっとしたら寝ている間も)。最近はスマホの普及のおかげで一日中調べまくる人は増えたかもしれませんね。