クラスで「犬を飼っている人が15人」「猫を飼っている人が13人」「両方とも買っている人が6人」とかいう情報に接して「へぇ。結構みんな犬とか猫を飼ってるんだな。」と思う人は,数学的(論理的)な思考の訓練をしなければなりません。そういう人は「みんな飼ってるからうちも飼って~。」と言いがちです。私もそうだったかもしれません(^^;)
しかし,「犬を飼っているか否か」で二通り,「猫を飼っているか否か」で二通りですから,2×2=4通りの全ての数値に接しなければ,犬猫の飼育に関する状況は正確には把握できません。もしこのクラスが50人のクラスであれば,犬も猫も飼っていない人は28人となり,過半数の人は犬も猫も飼っていないことになります。
新聞,テレビやネットのニュースは,言いたい結論に賛同してもらうために都合のいい数値だけを挙げてきますので,気を付けなければいけません。そういう意味では,中学高校の数学に資料の読み方に関する単元ができたのはよかったのではないかと思います。
「××大学の合格者が〇○人」
という宣伝はよくありますが,
「もともとできる人を集めるシステム(成績優秀者の優待制度など)があるのではないか」
「そもそも塾生は何人いるか」
が問題です。もともとできる人を集めていれば,また塾生がたくさんいれば,(いわゆる)「良い大学」にたくさん入るのは当たり前です。
「資料の読み方」,特に,「割合の概念」
がわかっていないためにダマされることのないように,算数,数学はきっちり学んだ方がいいかと思います。算数・数学は英語よりも明らかに生活に直結した科目です。英語なんてできなくても,大して困りません。また,これから先英語ができたからと言って,それほど珍しいことでもなく,仕事でのアドバンテージにはならないだろうとも思います。
ただ,英語ができるようになりたければ,我流舎の門をたたいてください。必ずできるようにして見せましょう。