指を何本か出して「これは何ほん?」「ぢゃあこれは何ぼん?」とか当てさせるクイズみたいのが子どものころはやりました。
これは出している指の数に関係なく
「何ぽん?」→「いっぽん」
「何ほん?」→「にほん」
「何ぼん?」→「さんぼん」
という,言葉遊びなのですが,日本人なら自然に,何も考えずに「ぽん」「ほん」「ぼん」を使い分けています。これは単に「言いやすい」かどうかが基準ですから,英語の不定冠詞,a/anの使い分けと同じようなものだと思っていました。しかし,a/an の使い分けは,皆さんご存知のように,スペルではなくて発音上次に来る音が子音か母音かで決まるわけですが,上の例はそうでもないようです。
上の例をよく観察しますと,促音(「っ」)の後は「ぽん」,撥音(「ん」)の後は「ぼん」,その他の時は「ほん」となっているようですが,そうはなっていません。
なぜなら上のルールに従えば,「4本」は「ん」の後ですから「よんぼん」となるはずですが,「よんほん」と発音するのが通常だからです。「よんぼん」と発音すると違和感しかありません。何故なんでしょうね?