迷路をやるときに,スタートから進んでいくのももちろんありですが,「ゴールから逆にたどっていって,スタートからのコースと途中でつなぐ」という方法が有効であることは結構知られています。

数学の問題でも同じで,「文末で何を訊かれているか」から逆算して方針を決めるという方法が有効ですし,数学のできる多くの人がその方法を採用しています。

例えば,中学では「三角形の面積を求めよ」,高校では「最大値・最小値を求めよ」という問いは非常に多いのですが,私は学生時代,「三角形の面積の求め方」「最大値・最小値の求め方」みたいなものをあらかじめリストにしておいて,問題を解くときに順番に適用の可能性を検討していくだけでいいようにしていました。

「これ使えるかな?違う。これも場面が全然違うな。あ。あれが使えるぢゃん!!」

みたいに。

「さてどうしよう?」ではなくて「あれは使えない。これも使えない。これだっ!!」方式でやっていると,頭なんか使わなくていい,単なる流れ作業になります。こうやって文末が類型化されるような問題は流れ作業にしてとっととやっつけて,(自分にとって)未知の問題をじっくり考える時間を確保するようにしましょう。