元旦の新年勤行会。
新型コロナでなくなっていた。
何年振りだろうか、千葉平和会館で朝8時から新年勤行会。
開始5分前、すでに”勇者の間”は人で埋め尽くされていた。
前の席が空いていると言われ、一番前の席に案内された。
彼の人の映像が流れた。
彼の人の構想は23世紀までつづく。
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全国の友に希望の灯をともし続けてきた池田先生は折に触れ、
21世紀が開幕する2001年(平成13年)の5月3日から
第二の「七つの鐘」を打ち鳴らすことを念願してきた。
1997年(同9年)5月には、
関西で23世紀後半までの壮大な新しい「七つの鐘」の構想を示している。
第二の「七つの鐘」となる21世紀前半の50年では、
アジアをはじめ世界の平和の基盤を築き、
第三の「七つの鐘」となる21世紀後半では
「生命の尊厳」の哲学を時代精神、世界精神へと定着させる。
第四の「七つの鐘」となる22世紀前半には、
世界の「恒久の平和」の崩れざる基盤をつくる。
その基盤の上に、
第五の「七つの鐘」となる22世紀後半には
絢爛たる人間文化の花が開き、
それが実現すれば
第六の「七つの鐘」、第七の「七つの鐘」と進み、
日蓮大聖人の立宗1000年(2253年)を迎える23世紀の半ばごろから、
新たな展開が始まるであろう――と。
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<池田主任副会長の談話>
2023年11月15日夜半、老すいのため、
享年95で新宿区内の居宅にて亡くなりました。
昨日(17日)午後、原田会長の導師で家族葬を行い、
本日(18日)午前、長谷川理事長の導師でお見送りし、荼毘に付しました。
母は大変元気で、皆さんに伝えてほしいとのことで、次のように語っていました。
「もともと医師からは、30歳まで生きられるかどうかと言われていた主人が、
信心と戸田先生の薫陶のおかげで、ここまで長寿を重ね、
使命を全うすることができました。
10年以上前に
『この後は 妙法に説かれる不老不死のままに永遠に指揮を執る』と語りつつ、
幸いすべてを託してバトンタッチできましたので 安祥としていました。
今日まで支え、
共に広布に邁進してくださった会員同志の皆様に心から感謝申し上げます」
以上、母が語っておりました。
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生死を繰り返しながらも、別の生命に生まれ変わるのではない。
生命は永遠であり、連続している。
普通の人々は業によって生まれ(業生)、
菩薩は願いの力で生まれる(願生)という。
生命の記憶「願兼於業」だけが、自らの魂を突き動かす。
第七の「七つの鐘」、彼の人は新たな展開を始めるに違いない。
「『在在諸仏土常与師俱生』、よも虚事候わじ」
新年勤行会のあと、
僕は例年のように、八王子までお墓参りへ行った。
遠く、白雪の富士が見えた。
そのまま、八王子~16号~129号~厚木~平塚~茅ヶ崎~片瀬~腰越~龍ノ口
と唱題しながら、かつて題目をあげ抜いた道を辿った。
「たった一人を救うためにも生命を賭して闘う」
8時間、題目をあげ抜いて、夕刻、家に着いた直後。
緊急地震速報が流れた。
石川県能登で震度7の地震発生、東日本大震災以来の大津波警報発令。
『夫れ天変は衆人をおどろかし地夭は諸人をうごかす、
仏法華経をとかんとし給う時五瑞六瑞をげんじ給う、
其の中に地動瑞と申すは大地六種に震動す』(瑞相御書)
六種の揺れ方には諸説がある。
釈尊の生涯の節目や、釈尊の説法が終わったとき、
あるいは菩薩が誓願を発したときなどに起きる瑞相とされる。
1991年、”創価ルネサンスの年”を迎える年の暮れ、
彼の人は大地六種震動について語っている。
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@「大悪」を「大善」と変えた勝利の一年
ここで有名な「大悪大善御書」を拝したい。
『大事には小瑞なし、大悪起れば大善きたる、
すでに大謗法・国にあり大正法必ずひろまるべし、
各各なにをか歎かせ給うべき』
御書には続いてこう仰せである。
『迦葉尊者にあらずとも・舞をも・まいぬべし、
舎利弗にあらねども・立つて踊りぬべし、
上行菩薩の大地よりいで給いしには
踊りてこそ出給いしか、
普賢菩薩の来るには大地を六種にうごかせり』
さあ、踊ろう、戦おう、進もう、語ろう──学会にこそ、
成仏という″最高に楽しき境涯″への軌道がある。皆が舞い踊り出すような、
はつらつたる新年勤行会で「創価ルネサンスの年」を楽しく出発していただきたい!
この御文に出てくる「普賢菩薩」は
「一閻浮提広宣流布」を実践する力の象徴であると大聖人は示されている。
すなわち、「御義口伝」には
『此の法華経を閻浮提に行ずることは普賢菩薩の威神の力に依るなり、
此の経の広宣流布することは普賢菩薩の守護なるべきなり』
と仰せである。
いよいよ、きょう集まられた皆さま、また全国の皆さまが、
普賢菩薩の守護を得て、日本はもとより、世界へも飛び出し、
「広宣流布」を一段と拡大していっていただきたい。
@ 世界のどこでも太陽(大聖人の正法)は仰げる
かつてゲーテは謳った。
いつまでも土地に釘づけになるな
思いきりよく、元気に飛び出せ
頭と腕に勇ましく力こもれば
いずこにいてもわが家と同じ
太陽をよろこぶところ
どのような憂(うれ)いもない
(「ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代」第三巻、登張正実訳、
『ゲーテ全集』8所収、潮出版社)
1991.12.21 豊島、文京、台東文化音楽祭
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