ギルド狩り【加速する金融ピラミッド建設】 | ロバ耳ブログ 

ロバ耳ブログ 

王様の耳はロバの耳

今度はブリジストンが襲われましたね。
2千数百億円の罰金です。

もう基本的にはアメリカ人とは、取引しない方向で将来を見据える時期に来ていると思いますよ。このところ、たぶん日本企業だけではないでしょうが、違反だ不正だと、凄い勢いで罰金をかき集めています。
盗聴や手紙の検閲の国家施策の効果としと、片っ端から不正競争防止の名目で、企業から金を巻き上げるような状態になっています。

もはや国の体裁を保てるギリギリの所まで落ちた、と言わざるを得ません。レーガン政権以降、金持ち優遇策を続けたことで、国家財政は悪化。とにかく税収がなくなった。

当たり前です。

トリクルダウンなどと横文字を使えば、さも新しい理論か何かのような錯覚を与えます。ちょとネクタイをしてメガネをかけた学者、という人々が論説すれば、何か小難しい経済について、専門家が社会のために頑張って考えてくれているんだな、という印象を与えます。
テレビに出てくる学者が、まさか初めからあなた様を騙すつもりで話しているはずがない、と誰もが考える。しかしテレビ、もとは新聞や映画なんですけど、これらをどの様な目的と経緯で支配者たちが掌握していったかを知れば、これが妄想ではないと誰もが知る事ができます。

広瀬氏の『億万長者はハリウッドを殺す』によく著されいますね。


要は、金持ちに金を使わせれば、おこぼれで国民経済が活性化すると言う妄想なんですが、日本をはじめ、世界中でこの虚言が横行闊歩して来ました。80年代を境に、世界中の経済が停滞に向かうのです。妄想ですから当たり前です。


気が付けばアメリカが国として出来る事は、武力で脅すか暴力を使うか、組織的に盗聴盗撮をやって、重箱の隅をつつくような不正さがしをやる。そんな事しか出来なくなっています。
しかも近年では頼みの軍も思うように動かない。後は忍者を使って謀略を働く以外に出来る事がない。


企業の不正を不正として裁くのであれば、同時に基本的な人間の生活を守る事もやらないと行けない。それが無いとどうなります。
企業は過当競争に晒され続け、利益をまったく出せない体質になる。どの企業もです。そしたら新しいモノは生まれ難いし、そこで働く人々の生活はギリギリまで絞られますね。過当競争なんだから。

それを回避できない法の支配下では、人々はすべて奴隷となります。

これ、中世の暗黒の千年の再来ですよ‥。彼らは夢を見ている…。