人の顔には誰でも多少の左右差が存在しますが、軽度であれば特に問題にはなりません。
しかし、美容外科のカウンセリングに来院される患者様は顔の左右差に特に敏感な傾向があり左右差についてさまざまな質問をされるケースが多くございます。目

今回は顔面非対称のいくつかのケースの中で、鼻の整形後に左右差が緩和されるをケースを見てみましょうひらめき電球

 

左右非対称があるとき、左右の顔の大きさの違いに加えて高低差がある場合があります。

 

顔面非対称において左右の顔の高さに差がある場合


このように片方の顔の位置が高く、もう片方の顔の位置が低い場合、眉毛、目、耳、口も片方が高く位置するケースが多く見られます。

そのような場合、小鼻の片方も高い位置にあるという状態になりますが、これによって鼻が曲がったと感じることがあります泣くうさぎ

 

片方の顔が高い場合、左右の整列ライン

 

このようなケースで鼻整形を行う場合には、顔の中央に位置する鼻が顔全体とのバランスを良くさせることはもちろん!!できるだけ非対称が緩和されるように計画することが重要になりますひらめき電球

 

鼻も顔の一部であるため、鼻の形も顔の非対称の形に影響を受けざるを得ません。

 

そのため鼻をぶつけたりしていなくても、顔に非対称があると鼻が曲がる場合がありますが、このような非対称があるケースにはできるだけそれを緩和させる方向で手術を行われなければなりません病院

 

中隔弯曲症と小鼻の軟骨の歪み

 

鼻中隔弯曲症や小鼻の軟骨の非対称は、正面からの写真よりも下からのアングルで撮影した写真の方がより分かりやすいことが多いです二重丸

 

もちろん、美容外科でのカウンセリングを通じて確認することも可能ですし、手術前にCT撮影を行えば、より精密に診断することもできます虫めがね

 

小鼻の軟骨の左右の高さの違い

 

鼻の構造は上から「鼻骨」、「上外側鼻軟骨」、「小鼻軟骨」と区分することができます。

 

顔の非対称があったり、鼻が曲がっていたりすると、正面から見たときに鼻翼の左右の高さが異なったり、鼻の穴の形がアンバランスに見えることもありますガーン

 

鉛筆このような非対称の原因は、鼻の穴の形を決める小鼻の軟骨の配置が変形していることが多いです。

 

そして鼻骨・上外側鼻軟骨・小鼻の軟骨はそれぞれが有機的に繋がっているため、鼻整形ではこれらの構造を繊細に扱うことができてこそ、良い結果を得ることができます。

 

 

顔の非対称を伴う曲がった鼻の整形ではひらめき電球顔の中心線をしっかりと定めることが重要であり、それに合わせて鼻の構造を並べることが重要です予防接種

 

鼻中隔弯曲症の矯正と小鼻の軟骨の再配置

 

手術中に鼻中隔の弯曲が見つかった場合には、必ず矯正を行い、矯正された鼻中隔軟骨に追加の鼻中隔延長を施すことで、鼻先が再び曲がらないようにします。

 

鼻先を支える鼻中隔軟骨を中央にきちんと並べさせた後、左右の小鼻の軟骨をしっかり固定することで、鼻の穴の非対称を矯正することができますニコニコ

 

上外側鼻軟骨部分の展開移植と小鼻の軟骨の再配置

 

また上外側軟骨に左右の幅の差や支持力の差がある場合には、展開移植 (spreader graft)によって幅を調整したり、弱い側の支持力を補強することができます。

 

正面基準で見ても、小鼻の軟骨の再配置(再配列)を通して、鼻の穴の非対称を軽減することが可能です二重丸

 

 

このように、ひらめき電球鼻整形によって顔の中心に位置する鼻を正しく整えることで、顔の非対称を軽減する効果が得られます。

 

鼻整形を通じて顔の中心線を新たにしっかりと定めることで、正面から見たときに顔の左右非対称が目立ちにくくすることができます。

 

顔の非対称と曲がった鼻の整形の症例

曲がった鼻の整形および鼻中隔弯曲症の矯正の症例

 

顔の非対称には非常に多くの原因があるため、一つの手術だけですべてを矯正することができるのものではありません泣くうさぎ

 

そして重度の非対称であれば、両顎手術などの根本的な矯正手術が必要な場合もあります。

 

しかし、鼻整形を検討しているのであれば、ひらめき電球顔の中心である鼻の中心線を正しく整えることによって、顔の非対称を緩和することが可能です。