こんにちは！ガーネット整形外科です
涙袋を作るには「微細脂肪移植」が自然です。
涙袋は顔に生き生きとした印象を与え、笑顔が明るいイメージを作ってくれます。
涙袋を作る最も簡単な方法はフィラーを利用した方法ですが、不自然に見える場合があります。
涙袋フィラーは目の下に少量のシリコンを注入して涙袋のボリュームを出す方法ですが、肌が薄い場合、フィラーが透けて見えることがあります。
フィラーはもともと透明な性質を帯びるため、薄い肌の下に注射するとティンドル現象(Tyndall phenomenon)が現れるようになり、やや青い感じに透けて見えるようになります。
ティンドル現象
また、フィラーの場合、数ヶ月の維持期間が過ぎると形を失って重力方向に分散するのですが、この時に再びフィラーを追加注入すると、肌のたるみとともに涙袋が広がることになり、希望しない形になることがあります。
フィラーの緩みと下方移動
ですから、涙袋フィラーの場合は注意して施術しなければならず、数回に分けて施術する場合にも、あまり多くの総量を注入しないように注意しなければなりません。
そして涙袋を作る時、綿密にチェックしなければならない点は目の下の脂肪によって発生するクマの有無です。
平べったい涙袋と目の下の脂肪
クマがあれば、涙袋ができても目の下がきれいに見えないだけでなく、作られた涙袋がむしろ二つのクマのように見える場合があります。
クマがある場合、目の下の脂肪の再配置についても必ず考慮してみる必要があります。
涙袋を脂肪移植を通じて施術する場合、自然に作ることができます。
まず脂肪の色は肌色に近いため、フィラーのように透けて見える現象がありません。
微細脂肪移植
そして、移植された脂肪は目の下の眼輪筋の一部である愛嬌筋肉に生着することになりますが、これによってフィラーのように解けたり、下に移動して広がる現象が少なくなります。
涙袋に脂肪移植にするためには、ある細心の作業が必要です。
まず、移植する脂肪の粒子が微細でなければなりません。
やや荒い粒子の脂肪は、目の下の薄い皮膚にしこりを形成することがあるからです。
微細脂肪移植用脂肪フィルター
一般の脂肪移植とは異なり、まぶた、目の下、涙袋のように微細な脂肪粒子が必要なところには微細脂肪を作るためにフィルタリング作業が必要です。
微細脂肪移植のためのフィルタリング作業
腹部または太ももから採取した脂肪を遠心分離した後、微細脂肪移植用フィルターで一定回数作業をすると、荒い粒子の脂肪を濾過して微細化することができます。
微細脂肪のフィルタリングの様子
荒い粒子がフィルターに濾過された様子
このようにフィルターに濾過された微細脂肪をマイクロファット(microfat)といい、涙袋部位に移植すると良い結果を出すことができます。
手術の前後の比較
涙袋脂肪移植と目の下の脂肪再配置の結果
手術前、目の下のクマは目の下の脂肪を再配置して解決し、のっぺりした涙袋は微細脂肪移植を通じてボリューム感を与えました。
まとめ
微細脂肪移植で作られた涙袋は、フィラーと違って透けて見えないし、下に広がる現象が少なく、何よりも生着になると半永久的に持続する長所があるので、涙袋作りを考えている方々の良い選択肢になります。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
悩んでいる方の助けに少しでもなれば幸いです。
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