こんにちは、ガーネット整形外科です
シャープな顎のラインの為の顎下切開の首リフト
リフティングに対する期待値がますます高くなり、あごのラインがシャープになる、首のリフティングに対する期待値も高くなっています。
たまに、他の病院で首リフトの手術を受けたのですが、二重あごや首の部分が今ひとつの状態だと話す方がいます。
まず、二重あごを作る解剖学的構造を見てみると、次のようになります。
二重あごの解剖学的構造
まず、皮膚の下の皮下脂肪層があり、その下には広頚筋（こうけいきん）という顎から首につながる広い筋肉があります。
そして広頚筋の下の深い層にもう一つの脂肪層が位置しています。
広頚筋という筋肉は顎から首につながる筋肉ですが、両側の2つの筋肉が顎の下を支えています。
先天的に広頚筋の両方がしっかりとくっついている場合もあれば、そうでない場合も多々あります。
広頚筋の3タイプ
広頚筋が先天的に開いていたり、年を取って弱くなると、顎から首につながるラインの弾力が落ち、ひどい場合は首の縦のシワができるようになります。
二重あごと首のラインのリフティングをするには、あごの下の2cmほどの小さな切開で手術を行います。
顎下切開で最小限の切開を活用するので、手術後の傷跡はほとんど見えません。
あごの下の脂肪吸引、深い脂肪の除去、広頚筋の筋肉を縛る
まず、浅い層の脂肪は脂肪吸引によって取り除きます。
最も一般的に二重あごを解決する方法が二重あご脂肪吸引ですが、広頚筋の弾力が足りない場合はよい結果が出ない時があります。
2番目に深い層にある脂肪を部分的に取り除きます。
あごの下の深い脂肪は皮下脂肪のように脂肪吸入で除去しにくい塊の脂肪で、特殊な手術器具を通じて直接的な除去が必要です。
広頚筋締め
そして、弾力の落ちた広頚筋の両側をしっかりと結ぶ作業をしますが、この作業によって顎のラインがシャープになり、首につながるラインが深くなります。
二重あごと首のラインを解決するため、様々な施術と手術があります。
脂肪分解注射、二重あご脂肪吸引、HIFU機械リフティング施術など、いくつかの方法がありますが、効果が足りない場合には適切な手術が必要です。
顎の下の最小切開により、皮下脂肪と深層脂肪をすべて減らし、広頚筋の弾力を回復させることができる筋肉の結びが良い解決策だと言えます。
最後まで読んで頂きありがとうございました
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