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今日のテーマは!
DOCTOR’S NOTE#14
鼻のプロテーゼ除去で強く見える印象を改善する
です!!
手術のきっかけ
2年前、シリコンの保形物(プロテーゼ)を使って鼻の整形をした40代序盤の患者の方です。
手術後、鼻は高くなりましたが、強そうでキツい印象だとよく言われたそうです。
鼻の整形では必ずシリコン保形物を使わなければならないと言われて手術をしましたが、保形物が透けて見え、荒々しいイメージだと言われる事がストレスだったそうです。
手術前診断
正面から見ると、保形物が透けて見え、保形物が曲がっているのが確認できました。
保形物が透けて曲がる理由は、鼻の骨と保形物が密着していないからです。
手術前のCTでは保形物が浮いていて密着してないスペースが見えます。
45°と側面から見ると鼻は高いですが、眉間の部位もとても高く、男性的な感じがして強く見える印象です。
手術方法
一般的な鼻再手術と同様に手術が行われます。
鼻の先は鼻中隔軟骨で支持台を立てます。
既存の保形物を取り除くと、もともとの鼻筋の屈曲が現れます。
でこぼこした鼻筋のラインに耳の軟骨を移植し、窪んだ部分や出た部分を整えます。
手術の結果
正面から保形物の透け感や反りがなくなりました。
側面と45°から見ても眉間が高すぎて男性的だったのが改善され、柔らかく女性らしいラインになりました。
まとめ
鼻の整形では必ず保形物を使うべきだと思いがちです。
保形物を使った鼻の整形が悪いわけではありませんが、これにより予想以上に高い鼻筋になったり、保形物が透けたりして鼻の再手術に悩むようになることがあります。
また、上記の無保形物の鼻整形は自然で安全だという長所がありますが、全ての人に適用できる方法ではないので、充分なカウンセリングをして自分と合う手術方法を探してみてください。
そして鼻の保形物を取り除く前には必ず低線量CTで保形物の高さや形を確認してから手術を決めた方がいいでしょう。
今日も大変お役に立てれば幸いです。
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