ガーネット整形外科 ペク·インス代表院長の
DOCTOR’S NOTE #06

20代女性の額リフティング



 手術のきっかけ


顔の非対称と眉毛のたるみで来院された
20代後半の女性のケースです。

過去数年前に二重の手術を受けましたが、
ラインも小さくなり眉毛が下がって印象が強く見え
特に片方の眉毛がさらに下がって非対称になって、
これを改善するために来院されました。

額リフトといえば最低40~50代以上で
アンチエイジングの目的で手術すると言われていますが、
最近は美的基準が高まっているので、
20~30代でも必要な場合なら額リフトをするのもいい選択です。


 術前検査



眉毛が全般的に下がっていて、顔面非対称も見えます。
右眉は左に比べて下がっています。
目と眉毛の間が近くて、 上のまぶたが厚く見えて
これにより強い印象を示しています。


 手術方法


一般的な額リフトのように内視鏡を用いて同様の方法で手術するが、
非対称がある場合は固定部位の固定力を調節できる
手術法を選ぶことが大切です。

一般的な額リフトのエンドタイン固定法は2箇所固定方式なので、
眉毛の形を調整したり非対称な眉毛を矯正するのには不利な面があります。


当該患者様には2つのエンドタイン固定に加え、
ボーントンネリング固定方式と筋膜固定方式を
複合的に使用して固定力を向上させますた。
この額リフト術は眉毛の非対称と眉毛の形の改善に有利です。


 術後の経過



5つの固定部位に行われた額リフト術により
眉毛の非対称性が改善され、
全般的な顔面非対称現象が良くなりました。

上のまぶたの厚みと強い印象も改善され
目の手術を別にしなかったにもかかわらず

まぶたを覆っていた肌のたるみがなくなり
二重も涼しい感じになりました。

年が若くても
額リフトが必要な場合あり!