「テレ東フェムテック委員会」3月24日放送分感想 | 子宮を取る権利

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こんにちは。

生理用品専門店「ガーネットムーン」のmiyaです。

当店では生理ナプキン補助製品である「シンクロフィット」や、吸水サニタリーショーツの「ガールズリープ」「ムーンパンツ」、デリケートゾーンケア用品「YES インティメイトソープ」を取り扱っています。

ぜひともよろしくお願いします。

 

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テレビ情報としては古いですが、2024年3月24日にテレビ東京で放送された「フェムテック委員会」について書かせていただきます。

(写真は番組公式サイトのスクリーンショット)

 

 

テレ東フェムテック委員会

YouTube

https://youtu.be/4Bh4mfX-3JM?si=Gdny0rQevzlCkr59

 

 

 

テレビ東京 公式サイト

https://www.tv-tokyo.co.jp/femtech/

 

 

 

テレビ番組だからTVerで見れるかなと思ったら、TVerになくてYouTubeなんですよね。

 

今回のメンバーは(敬称略)

 

⚫︎黒沢かずこ(森三中)

⚫︎庄司智春(品川庄司)

⚫︎ゆうちゃみ

⚫︎宋美玄医師(産婦人科医)

 

海外ゲストとして

 

⚫︎シワニさん(27歳、インド出身)

⚫︎オーサさん(40歳、スウェーデン出身)

⚫︎あしやさん(33歳、ロシア出身)

 

が参加されてました。

今までフェムテック番組は数あれど、トークゲストとして海外の方がいらっしゃるのは珍しい。

 

黒沢さんは前までのテレ東のフェムテック番組には何度も出演してらっしゃいますが、庄司さんが出るのは珍しいかもしれません。

でも芸能人夫婦としては印象がいい人だと思うので、女性の体の悩みも他人事とせず取り扱ってくれそうです。

 

今回は同じテレ東の「Youは何しに日本へ?」のように、海外の人にインタビューしていたのが印象的です。

 

今年2月に東京で開催された「Femtech Fes!」でフェムテックという言葉の生みの親のイダ・ティンさんのコメントも載せられていました。

 

Femtech Fes! 2024

https://hellofermata.com/pages/femtechfes2402

 

 

 

あとFemtech Tokyo(2023年10月)も番組内に出てました。

 

Femtech Tokyo

https://www.femtech-week.jp/hub/ja-jp/exhibit/femtech.html

 

 

 

当方、大阪在住で交通費を捻出するのも厳しいため、上記2つのイベントには参加しておりませんが、動向については興味深く見ておりました。

 

イベントには「フェムテック」のイメージとしての強い、月経カップや月経ディスク、吸水ショーツなどの比較的新しい生理用品の紹介や、日本で認可されていない妊娠出産や更年期に役立てるアイテムも紹介されていました。

 

そういうアイテムって積極的に情報を収集しないと、知らないままでいることが多いと思います。

全ての女性は月経を経験するはずなのに!

 

それでもフェムテック番組そのものは増えてますし、月経やピルについても少しずつ話しやすくなっていると感じます。

 

宋先生の数年前の著書では「テレビに出た時に『ピルを使うと月経が軽くなることもありますよ』と言っても放送時にはスタッフに『ピルのところはカットしておきました』と言われてしまう」ということを書いてましたが、今回は普通にピルについてもカットされず放送されました。

 

黒沢さんもフェムテック番組に初めて出演された時は知らないことが多かったものの、何度も出演されてかなり詳しくなったと思われます。

 

月経や出産などを取りまく世界中の環境も、国によっては未だに「生理小屋」と呼ばれる場所に隔離されてしまうとか、男性の前では月経について口に出せないとかあります。

 

逆に月経について男性の前でも言いやすい国や、男性の理解が高い国もあります。男性パートナーが生理用品を買ってきてくれるのが珍しくない環境の人も。

 

月経を隠語にして語るのは日本だけじゃないみたいです。

番組内で出てきたのは「these days」「祝日」「赤い車が来た」など。

日本語の「生理」も元々隠語というか「月経」は直接的すぎるので「生理」というようになったらしいです。今は「生理」という言葉の方が通りがいいくらいですが。

 

性教育(主に月経教育)についても国それぞれに違ってたり。

日本では、最近は男女分かれて説明されるところは減ってはいますが、それでも通りいっぺん説明されるだけだったり。

 

海外ではナプキンやタンポンの処理の仕方も実物を見て説明されていたり。

アメリカでは、宗教の問題で集団で性教育を受けたくないという人への配慮をされていて、「学びたくなければ(教室を)出ていってもいい」と最初に説明されたとのこと。でも誰も教室を出て行かなかったそうです。

 

国によってはこの数年で性教育が義務化されたり、教育内容も適切化されたりしていたそうです。

そこら辺はわたしもかつて「月経の人類学」という本で読んだ覚えがあります。

 

https://ameblo.jp/garnetmoonkm/entry-12784970274.html

 

 

 

https://ameblo.jp/garnetmoonkm/entry-12786091771.html

 

 

 

庄司さんは息子さんが小学5年の時に、授業参観で親も一緒に性教育を受ける機会があったそうです。

それによって親の世代も知識がアップデートされるのはいいことだと思いました。

 

そしてその息子さんも思春期にさしかかり、友達同士で性の知識を話して、それについて父親の庄司さんに言ってきたり。

その時は息子さんと二人きりで、茶化すことなく隠すことなく説明したそうです。

 

卵子凍結については、日本だと都道府県によりますが助成金が出るところもあるとのこと。

それでもまだ高価だそうで、健康保険の効かないアメリカだと日本円で数百万円もするとのこと。

卵子凍結の価格の安いヨーロッパで手術する人も。

 

逆にオーストラリアでは出産関連は全て無料だそうです。

日本では妊娠・出産関連は健康保険が効きませんが、出産一時金というのが出るので、一概にどちらがいいとも言えません。

 

他の国でも妊娠出産にお金がかからないところから、高額になるところまで色々。

 

これからのフェムテックは「更年期」について注目されると予想されています。

特に日本だと第二次ベビーブームに生まれた人がちょうど更年期世代で、完全に専業主婦だった人も第一次に比べるとかなり少なく、経済的に自立している人も多いでしょう。

それなのに「生理用品」ならぬ「更年期用品」は目立つものはほぼなく、どうしたらいいんだろうと思う人がこれから増えるため、人数的にも金銭的にも注目されるでしょう。

 

フェムテックに「睡眠問題」を取り上げている企業もあり、特に更年期世代の不眠を研究開発しているそう。

 

フェムテック(どちらかというとフェムケアかも?)にサプリメントも取り上げられていましたが、わたしは今のところサプリメントについて半信半疑です。

興味はあるのですが、自分にとってどの栄養素が過多あるいは不足なのか判っていないのに、サプリメントだけ摂取するのは危険かもしれないと思っています。

 

健康診断だと思って婦人科に相談してからでもいいと思ってますし、調べて何もないならそれはそれで「いいこと」だと思います。

(病院に関しては相性もあるので、下調べは必要だと思います)

 

 

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