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6月3日(土) 『四つ葉フェスタ』に出展！
日時：6月3日(土) 11:00〜16:00
場所：上本町 四つ葉カフェ
〒543-0021 大阪府大阪市天王寺区東高津町6-19
※大阪メトロ千日前線･谷町線 『谷町九丁目』駅７番出口から徒歩７分
※近鉄『上本町』駅より徒歩６分
https://yothuba.jp/yotsuba-festa/
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今日は、「女医が教える閉経の教科書」の感想を。
著者は産婦人科医の善方裕美（よしかた･ひろみ）先生。
タイトル通り、閉経や（女性の）更年期を中心とした内容なのですが、それ以外にも生まれてから死ぬまでの体の変化、思春期の特徴など、自分の体だけでなく更年期女性が抱えがちな親子問題や家族問題にも触れており、数年ぶりや数十年ぶりに保健体育や生物学を勉強する意識で読めました。
前書きで
>> 閉経したからといって女でなくなるわけじゃない！
この行は声に出して読みたいくらい。
「女でなくなる」ということにネガティブな意識を持ってる人がたまにいますが、そんな考えはどこかに捨ててしまいましょうと言いたいです。
性別を超越した存在になるとか、月経に煩わされない人生になると、わたしはとても生きやすくなりましたよ。
大体、誰目線なんでしょうね「女でなくなる」って。性的目線でだけで評価するって狭すぎやしませんか。
更年期世代が若い時に教えられていなかったホルモン視点での成長〜生涯の過程、またアップデートされた知識も改めて教えてもらえます。
精神神経系の変化、運動器官、泌尿器･生殖器、デリケートゾーン、性交痛、そのほかの症状などの特徴や対策も載ってます。
閉経時期になりやすい病気も子宮関連だけでなく、うつや甲状腺、関節リウマチなどホルモンの変化でかかりやすい病気のことも触れられています。
また更年期後の老年期になりやすい病気についても触れられてます。
特に骨粗しょう症には気をつけたいと思います。若い頃の無月経が将来の骨粗しょう症にも繋がることもあるでしょう。
セルフケアについては…耳が痛いです。
食のコントロールとか運動不足とか、普通のことを普通に出来ていない自分が情けないです。
（まさに暴食したばっかりなんだよなあ…）
図表に誤字誤植と思われるところが若干。
119ページの60歳代の総患者数の数値とグラフの不一致。
239ページの左側の3am、中央の9amはそれぞれ3pm、9pm。
この2箇所が誤植だと思います。
もうすぐ更年期、もうすぐ閉経、じゃあ何をすればいい、何に注意すればいいのかと思った時に読んでみてはいかがでしょうか。
タイトルに「女医」と書いてあるとか、内容が幾分フェミニンな雰囲気を押し付けられている感もなくはないですが。
お子さんを育てている方は、更年期の時期にお子さんが思春期というのも多いでしょう。
どちらの年代も揺らぎやすいと理解しているだけでも違うと思います。
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