子宮摘出に向けて | 子宮を取る権利

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子宮内膜異型増殖症になり、子宮全摘した人の体験談。

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続きです。

 

年が明け、2016年。
子宮摘出日が決まりました。

 

 

入院日が3月15日、手術日が3月17日。
この日に合わせていろいろスケジュールを決める事になります。

 

 

手術日は家族の立ち会いが必要となるけれど、その日は母親が仕事で手を外せない。

 

 

母親に相談すると

 

 

母「(義妹)ちゃんはどう?」

 

 


義妹。わたしの弟の妻。
関係は良好ですが、わたしの用事だけで彼女を単独で呼び出した事はない。
母親が義妹に連絡してくれるとのこと。

 

 


母「お父さんって訳にはいかんやろ?」

 

 


婦人科の手術ってことで気を遣われた。

 

 

沢山の手術同意書には、母親がサインを書いてくれた。
一人で全部決めた手術だけど、完全に一人で、って訳にはいかないらしい。

 

 

子宮摘出が決まって安心はしているけれど、同時に腹を切って縫う手術であることには変わりなく、危険は確実に存在する。
だから不安がないわけじゃない。

 

 

1月某日。手術に向けての健康診断を丸一日かけて行う。
渡された用紙に「3F採血・検尿」「4F心電図」などとずらっと書かれてあり、診断が済んだら印を押される。

 

 

スタンプラリーか!

 

 

病院内スタンプラリーをぐるっと行い、ゴール地点はMRI。
N病院の地下へ初めて行く。

 

 

ひゅるるるるる~

 

 

地下で窓もないはずなのに、風の音がする。
上階は明るいのに、灯りも薄暗く雰囲気が怖い。

 

 

奥まった部屋に、MRI検査室が。
検査担当者以外に人もおらずちょっとホラー。

 

 

MRI自体は何度も行っているので慣れているのですが、腹部を撮られるときに「息を止めて腹部動かさないで」と言われているのに、息を止めると思えば思うほど腹部や胸部に力が入ってしまう。

 

 

手術したらしばらく自宅療養しなければならないので、職場は休職扱い。
他の子宮摘出経験者も2~3か月休んでいる人が多かったので、復職時期をあえて決めずに休む事にしました。

 

 

入院に向けて買わなきゃいけないものも沢山。
院内着はあるけれどパジャマは退院後も使えるものに。
ウエストを締め付けないパジャマ…マタニティ用買うか(笑)
実際、子宮摘出した人のブログにも西松屋で全部そろえたって人もいたもんな。

 

 

ただ、マタニティパジャマは腹部に余裕があっても、太ももに余裕はありませんでした_| ̄|○ 太ももぱっつんぱっつん。
太っている人がマタニティパジャマを買うときは、腹部だけでなく太ももや胸部のサイズもご確認下さいませ。
(返品するにも返す時間がなかった)

 

 

どうしても事前に買えないものは、ほとんど病院内で買えばいい。
スリッパ、マグカップなどのこまごましたものは百均で購入。

 

 

こっちで出来る入院準備は終了。
さて入院だ!

 

 

続きます。