こんにちは。 ハッピーマダムです。 いつも幸せを見つけています。
「もう悩むのが嫌」と悩んでいるあなたに寄り添いたい。
辛い気持ちを3分の1に和らげ、
嬉しい気持ちを3倍に増やすハッピースタイルをお伝えしています
もうずいぶん前、
義実家で
娘の誕生祝のケーキを囲んでいたときのこと。
そのケーキは
ショッピングセンターの中の、
昔からあるお店で買いました。
本当は近くに新しくできた
評判の良いお店で買うつもりが
お休みで買えなかったんですね。
ショッピングセンターのお店のケーキも、
オーソドックスな美味しさなので
喜んでいただいていたんです。
ここのケーキも悪くないよね、と言いながら
楽しく食べていた、その時
義母が
やっぱりケーキは、
これくらいあっさりしてるほうがいいね。
あの店（最初買う予定だったお店のこと）のは
くどくて食べられないわ。
と、きっぱり発言。
ええっ、ケーキの濃厚なのって
美味しいじゃない？
私大好きなのに！
そこまで言う？
と、私、せっかくの楽しい誕生日気分が
一気に冷めてしまったんですよ。
私だけですよ…
みんなは何も思ってないみたい…
その時の私の脳内は
自分の好きなタイプのケーキを全否定された
→私の好みがダメだと言われた。
→私自身がダメだと言われた。不快だ！
こんなふうに感じてしまったのですね。
今こうして書いてみると、
そんなふうに思うことはないですよね。
自分の好きなものがあるように、
義母にも好みがあり
まして義母は
その時食べていたもののことを
悪く言ったわけでなく
こっちの方がいいね、と言いたかっただけなのに、
なんで私はあんなに
拒否反応になったのでしょう？
自分の意見を人に合わせがちな私は
その場で主張することが苦手で
とにかく合わせておいた方がいい。
そう思っている自分がいました。
でも実は、私だって
自己主張したい気持ちも強くあるのです。
そういう気持ちがあるからこそ
思ったことをはっきり、
いつもポーンと口にする義母に対して
カチンとする。
そこまで言わなくたって！
だけど、
面倒なことになりたくないから
この人に反対意見を言ってはだめなのだ、と
思い込んでいる自分がいました。
でも考えてみれば
自分の好みはあなたとは違いますよ、ということは
別に反対意見ではありませんよね。
ただのひとつの、それぞれの意見です。
それから何年か経って
別のお菓子の話になりました。
香りのある餡をカステラで巻いたお菓子です。
義母に
「私はこの味が好きなのよ。美味しいでしょう？」と言われて
私、言いました。
「ええ。カステラは美味しいと思うんです。
でも…」
「この中のあんこが私苦手で…」
すると
「あらあ、そうなの！
じゃあ、これは私がもらうわ。好みはあるからね～」
とにこやかに終了。
そうそう、あの時だってこう言えば良かった。
おかあさん、くどいのは苦手なんですね～
私は好きですよ～
って。
自分の好きなものを否定されたら
いい気持ちはしないけれど
でも
好きなものを否定されたからと言って
私自身を
否定されているわけじゃないんですよね。
あの頃の私は
自分と少しでも合わない人にたいして
マイナスのメガネで相手を見ていて
自分とは違うことを見つけるたびに
マイナスを追加していました。
自分の周りにいる人は
自分にとって良い人だ、という
プラスのメガネをかけるようになったら
自分と合わないことがあっても
それはそれ、と思えるようになったのです。
言い方のキツさとか言葉の選び方とか
言いたくなることは色々あるけれど、
長くつきあっていく関係なら
大事なのは受け止め方ですよね。
みんな違ってそれでいい。
ほんとそう！
今日のハッピースタイル
自分の気持ちは我慢ばかりでなく
なんとかして伝えられないかを考える。
読んでくださってありがとうございました。
ではまた