ぼーちぼち、進学だの就職に向けての『賃貸住宅』のCMが流れて来てますね。うちも長女と次女の二回、経験しました。長女は最初、看護学校の敷地内に有る寮生でしたが、学校の移転に伴って1人暮らしを開始。この時は不動山屋さんに『娘の学校はここです』と言うと、『この学校の生徒さんには御世話になってますよ。退去する時に次の学生さんを連れて来てくれるので助かってます。』と言われ、条件に合ったお気に入りの部屋を率先して手配してくれました。管理人さんもとても親切で、口煩く言われる事も無く快適だったそう。次女の時は事前に予約した不動産会社の人のやる気の無さに少々げんなり。普通、貸したいなら次々見せるものでしょうし、似たような条件の物件を率先して調べそうなものですが、そんな様子は皆無でした。結局予定外だった今の部屋を飛び込みで見せて貰って即決。ごちゃごちゃ考えるより見る方が結局速かったです。が、借りた筈のマンションがいつまで経っても『契約済』にならない状態で放置されたまま。よくよく調べると、見た目が良く、家賃も手頃。万人受けしそうな『囮物件』なんだと気が付きました。借り主にネットで検索して気にいった物件を下見に来させるのが本懐で、『ここはもう借り手がついてしまいました、変わりにここはどうですか?』と売り込むんだそう。田舎から出て来た親御さんは契約を早くに済ませたいから現金、身分証明書、印鑑等々、必要な物は所持して来るので大抵はその日に即決、が手口なんだとか。私は不動産会社に電話をして削除をして貰いましたけど、同じ物件を複数の不動産会社がネットに載せるので何処まで削除されるかわかりませんよ、との事でした。今レオ○レスのCMをしてますが、ここはもっと凄かったです。2年前の事なので現状はわかりませんが、物件の問い合わせをしてパンフレットを送付して貰ったのですが、見ても無い物件の年間契約書の書類と振込用紙が同封されて来てびっくり。内容は『年間契約で海外旅行を契約された方全員にプレゼント』でしたが、金額は150万円一括払い。食事付きの学生会館もこれ位だった気もしますけど、こりゃスゲーなと思いましたね。だって物件見てないんだもの。すずちゃんを画面で観ると、この時の事を思い出す私なのでした。

常にアンニュイ。