監督:マイケル・モリス

 

 

エンドロールで流れていた歌、、、

 

♪私の上に天使が舞い降りる。

 天使が、舞い降り続ける。♪

と歌っている。

 

歌詞に天使が出てくるけど

主人公が死んだ訳ではない。笑

 

アルコール依存症で

しょーもない人生を送っていた主人公の

今後の人生は

たぶん

もう大丈夫、

 

祝福された人生になる

ってことかな。。。。

 

私は

アルコール依存症の人に

接したことはないんだけど

 

主演女優さんの表情とか、

動作とかが

とてもリアルに見えて

引き込まれた。

 

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ネタバレ~

西部の田舎町に住む

シングルマザーの

レスリー

(アンドレア・ライズボロー) は、

ロト宝くじで19万ドル

(2,800万円くらい?)を当てたのだが、

 

元々酒好きだったこともあり

当選金を無計画に

酒代や遊行費に使い果たし、

 

一人息子を

友人のナンシー

(アリソン・ジャネイ) の家に

預けたまま

町から出て行った。

 

6年後

相変わらず

酒浸りの生活を続け

アルコール依存症になっていたレスリーは

安モーテルの宿泊代を滞納し

追い出されてしまった。

 

行く当てのないレスリーは、

疎遠になったまま

19歳になり

地方都市に出て働いている

息子のジェームス

(オーウェン・ティーグ) に連絡し

ジェームスが仕事仲間と

シェアして暮らす部屋に

泊めてもらうことになったのだが、

 

ジェームスや

仕事仲間のお金を盗み

お酒を買っていたことがバレて

ジェームスを失望させた。

 

ジェームスはこれ以上

レスリーを泊めることが無理になり

出て行ってほしいと言ったが

 

レスリーが

「フロリダのお婆ちゃん

(レスリーの実母、ジェームスの祖母)には

相談しないで!」と怒鳴るので

 

田舎町で

ジェームスを育ててくれたナンシーに

レスリーの面倒を見てほしいと連絡し、

ナンシーが承諾した為、

 

レスリーは

不本意ながら

(フロリダに行くよりマシなので?)

色んなことがあった田舎町に

帰ることになった。

 

ところが

友人だったナンシーは

久しぶりに帰ってきたレスリーに

冷たい態度を取り

皮肉や嫌味を言い続けた。

 

そして、

あんなことや

こんなことがあり

 

レスリーは

スウィーニー

(マーク・マロン) が

管理人を務めるモーテルの

清掃員として働くことになった。

 

スウィーニーの離婚した妻も

アルコール依存症だった為

 

優しいスウィーニーは

レスリーに同情し

仕事と

住む部屋を提供したのだ。

 

そして

またしても

あんなことや

こんなことがあり、

 

レスリーは

苦しみながら

アルコールを断ち切り、

 

スウィーニーや

モーテルのオーナーの

ロイヤルの協力のもと

ダイナー(小規模で安価なレストラン)を

開くことにした。

 

ダイナーを開くことは

幼かった頃のジェームスの

望みでもあったからだ。

 

田舎町に帰って来たレスリーに

冷たい態度を取り

ことごとく

レスリーを嫌っていたナンシーは

 

過去、

レスリーに置き去りにされた

(捨てられた)

幼いジェームスに、

 

「大丈夫よ。

ママ(レスリー)は、あなたを

愛しているのよ。」と

嘘をつき続けながら

ジェームスを育ててくれていた。

 

ナンシーも

ナンシーの夫も

以前は

レスリーが大好きだったから

 

幼い息子を捨て、

音信不通になり、

 

自分たちにも迷惑をかけたレスリーが

許せなかったけど、

 

今でも

連絡を取り合っているジェームスが

ナンシー夫妻を頼って

泣きながら相談してきたから

 

嫌だったけど

レスリーの

面倒を見ることにした。

 

でも

レスリーに対する怒りの為に、

 

病んでいるレスリーに

寄り添うことができず、

嫌な態度ばかり取っていたことを

ナンシーは謝罪し、

 

ダイナーの新規オープンの日に

ジェームスを連れ、

店を訪れた。

 

ナンシーのおかげで

レスリーとジェームスは

涙と笑顔で再会することができた。

 

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以下、

個人的に勝手に思ったこと。

↓↓↓↓↓

 

友人のナンシーは

美人だけど

怖い顔の

元ヤン丸出しのおばちゃんなんだけど、

本当に

めっちゃいい人だった。

 

モーテルのオーナーの

ロイヤル(画像が見つからない…)は

亡き父親が経営していたモーテルを

引き継いだのだが、

 

若い頃LSD中毒になり

その後遺症で(?)

(今も時々使用してる?)

夜中に叫びながら

裸で走り回ることがあったり、

 

宿泊客への請求金額を

間違えたりすることがあったので、

 

モーテルの常連客だった

優しいスウィーニーをスカウトし、

おもに経営や管理を任せ、

 

オーナーである自分自身は

清掃や雑務の仕事をし

毎日地道に働いている。

 

レスリーは

(後遺症があるけど

頑張っている)ロイヤルの姿を見て

自分も前に進もうと思ったんじゃないかな。

 

ジェームスは、

ゆくゆくは

地方都市の外壁塗装の仕事を辞めて

レスリーのダイナーや

スウィーニーとロイヤルのモーテルを

手伝うんじゃないかな~とか思った。

 

ま、

地元に帰ってこなくても

今後もレスリーやナンシーたちと

いい関係でいるだろうね。

 

良かった。