監督:デゥニ・ヴィルヌーブ

 

同監督による2部作構成の予定で、

本作は1作目。

 

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惑星アラキス(別名:デューン)は

乾燥し、砂漠化した過酷な惑星ではあるが

砂の中に

宇宙でもっとも貴重な物質である香料

(高値で取引される)が

含まれていることが分かった。

 

全宇宙を支配する皇帝の命により

ハルコンネン家が

惑星アラキス(デューン)を

統治するようになり、

 

先住民フレメンを抑圧し、

80年もの間

香料の採掘、精製、生産を続け

ハルコンネン家は

莫大な利益を得ていた。

 

10,191年になり

皇帝は

惑星カラダンを統治していた

アトレイデス家に、

惑星アラキス(デューン)を統治し

管理者として

皇帝に仕えるよう命じた為、

 

80年間統治していた

ハルコンネン家は

惑星アラキス(デューン)から去り、

 

新たにアトレイデス家が

惑星アラキス(デューン)にやって来た。

 

全ては

アトレイデス家の勢力に嫉妬し

抑え込みたい皇帝が

ハルコンネン家と結託し、

 

惑星アラキス(デューン)の香料と

先住民であり、

最強戦士であり、

様々なテクノロジーを持つ

数百万人のフレメン共々

確実に自分の支配下に置きたい皇帝=帝国の

策略だった。

 

ポール・アトレイデス

(ティモシー・シャラメ)

惑星カラダンで暮らすアトレイデス家の長男。

 

毎夜、

惑星アラキス(デューン)と

先住民フレメンの少女が出てくる不思議な夢を見る。

 

母親から「声」で人を操る能力を習得中。

未来を見る能力がある。

 

惑星アラキス(デューン)に移った際

先住民のフレメンの群衆が

ポールを見て

「リサーン・アル=カイブ!」と連呼する。

 

※リサーン・アル=カイブは

外世界からの声・救世主の意。

 

 

レト・アトレイデス公爵

(オスカー・アイザック)

ポールの父親。

惑星カラダンを平和に統治し

民から慕われていた。

 

リーダーシップや

判断力があり、

皇帝の陰謀も分かった上で

命令に従い、

莫大な利益を見越し

惑星アラキス(デューン)に移った。

 

 

レディ・ジェシカ・アトレイデス

(レベッカ・ファーガソン)

ポールの母親。

アトレイデス公爵の側室。

 

帝国の政治を陰で密かに操る

女性種族ベネ・ゲセリットのメンバー。

 

本来は女性にしか伝授してはならない

他人を操る「声」といわれる能力を

息子のポールに習得させようとしており

ベネ・ゲセリット学院の教母に激怒される。

 

 

スフィル・ハワト

(スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン)

アトレイデス家の

メンタート (=人間コンピュータ)

 

※メンタートは

コンピュータとして

機能するように訓練された人間で、

膨大な量の情報を

頭の中で処理することができる。

 

 

ウェリントン・ユエ医師

(張震=チャン・チェン)

アトレイデス家のお抱えドクター。

 

妻をハルコンネン男爵に人質に取られ

解放を条件に脅されており

アトレイデス家への裏切り行為をする。

 

アトレイデス公爵が思いを遂げる為の装置や

ポール母子が逃げ延びる為に必要な

様々な装置を用意していた。

 

 

ダンカン・アイダホ

(ジェイソン・モモアちゃん)

アトレイデス家の武術指南役で

敏腕パイロット。

 

ポールに剣の指導をしており

ポールに慕われている。

 

惑星アラキス(デューン)に

先発隊として派遣され、

先住民フレメンと友好関係を築いた為

フレメンからテクノロジーを使った様々な

砂漠対応装置を譲り受けることができた。

 

毎夜、不思議な夢を見て不安がるポールに

「夢は物語を作るが、

人は起きている時に大事を成し遂げる」と諭す。

 

 

ガーニイ・ハレック

(ジョシュ・ブローリン)

アトレイデス家の武術指南役。

 

ダンカンが、

惑星アラキス(デューン)に派遣された為

ポールを指導することになった。

 

大人しい性質で

思い悩むことが多いポールを熱血指導し、

腕が落ちないように鍛える。

 

 

リエト・カインズ博士

(シャロン・ダンカン=ブルースター)

帝国の生物学者。

 

惑星アラキス(デューン)の

先住民フレメンの出身で

青い眼(イバードの眼)の持ち主。

 

帝国から惑星アラキス(デューン)に

監察官として派遣され、

20年間暮らしている。

 

砂漠や、香料や

同族である先住民フレメンに詳しい。

 

 

ガイウス・ヘレン・モヒアム教母

(シャーロット・ランプリング)

精神肉体訓練校ベネ・ゲセリット学院の教母で

ポールの母親ジェシカの恩師。

 

皇帝の “読真師"

(=トゥルースセイヤー)

 

※ベネ・ゲセリットは女性種族で

超人的な身体能力と超能力を持つ

宇宙で最も強力な政治勢力。

 

数千年にわたり

血統を操作するために公家との婚姻を利用し

帝国の政治を陰で操っている。

 

世界を一変させる超能力者

クウィサッツ・ハラデックを

誕生させようとしている。

 

 

ベネ・ゲセリットの修道女

(スーアド・ファレス)

大領家の中で最も勢いがあり

惑星カラダンを平和に統治している

アトレイデス家に、

皇帝(=コリノ家シャッタム四世

パーディシャ―皇帝)からの

メッセージを伝令に来た帝国使節団の

見届け人メンバーとして

惑星カラダンを訪れ、

 

ポールの母親ジェシカに

テレパシーで

ベネ・ゲセリットのモヒアム教母が

惑星カラダンを訪問すると伝える。

 

 

ウラディミール・ハルコンネン男爵
(ステラン・スカルスガルド)
ハルコンネン家の当主。
惑星ジェディ・プライムが本来の領地。
 
皇帝の命で
莫大な利益を得ていた惑星アラキス(デューン)を
アトレイデス家に渡すことになったが、
皇帝の企みを見抜いた上で命に従い
帝国軍と結託する。
 
あんなこと、こんなことを
目論んでいる。
 
空中浮遊をする
 
 
ラッバーン・ハルコンネン
(デイヴ・バウティスタ)
ハルコンネン男爵の甥。
凶暴。
残虐。
短気。
 
惑星アラキス(デューン)で
香料の採掘、精製、生産を取り仕切っていた。
 
先住民フレメンを抑圧していた。
 
 
スティルガー
(ハビエル・バルデム)
惑星アラキス(デューン)の
先住民フレメンの族長。
 
アトレイデス家から派遣され
先発隊としてやって来たダンカンの
要請を承諾し、
アトレイデス公爵との交渉を行い、
そこそこの友好協定を結ぶが、
 
何千年も前から
過酷な惑星アラキス(デューン)で
砂漠と共に生きてきたフレメンを
 
ある日突然やって来たハルコンネン家に
抑圧され、追いやられた経験上
全面的には信用できていない模様。。。
 
 
チャニ
(ゼンデイア)
ポールの夢に繰り返し出てくる少女。
先住民フレメンの戦士。
 
 
砂虫(サンドワーム)
 
惑星アラキス(デューン)の砂漠に生息する
全長数百メートルもあるミミズのような生物。
砂の中を猛スピードで自由自在に動き回り
砂を振動させる物に突進し、飲み込む。
(重機も人間も)