監督:クリストファー・ノーラン

 

<SFアクション映画>

 

 

CIA特殊工作員の

主人公(名もなき男)

(ジョン・デヴィッド・ワシントン)が

時間を逆行する装置を使って

未来に起こる人類滅亡の危機を

阻止する為に

現行の世界ですったもんだするお話。


名もなき男と任務を遂行する

謎のイケメンニール

(ロバート・パティンソン)が

バンパイアにしか見えなかったり、

 

名もなき男が

任務の為に接触する女性

キャット=キャサリン

(エリザベス・デビッキ)の

人間離れした体型に

目が釘付けになったり、

 

キャットの夫で

時間を逆行する装置に深く関わっている

武器商人のセイター

(ケネス・ブラナー)が

なかなかのクソで

腹が立ったりもしたけど、

 

全般的なストーリーが

はっきりと掴めなくて

モヤモヤした。

 

それで

見終わった後に

ネタバレ的な解説を読んだら

 

登場人物たちの

未来と、現在と、過去が繋がった。

 

それと

とても奇妙に見えていた

未来から逆行してきた人たちが

逆再生のような

摩訶不思議な動きをすることも、

 

よくよく考えてみれば

未来から

過去の世界に来るということは、

時間を逆戻りして

あと戻りするということだから

 

現行の世界に来たら

逆再生みたいな動きになってしまうのだろう…

と理解できたけど、

 

でも

未来から来た人たちの

全員が全員、

逆再生の動きじゃなかったのは

分からないままだ。

(私の頭が悪いからだろうな。笑)

 

以下

頭がイイ人の

ネタバレ的な解説(考察)を読んで

個人的に納得したこと。

ニールはキャットの息子で

母親を救うため、

及び

人類滅亡の危機を阻止するために

未来から逆行してきた。

 

(監督のクリストファー・ノーランは

親子説については言及していないらしい)

 

そう言えば

ラストシーンの少し前に

名もなき男が

ニールに

「君は一体何者なんだ」と尋ねると

 

ニールは

「この戦いの真の指揮官は未来のあなただ。

あなたが僕に会うのは何年か未来だけど、

僕があなたと出会ったのは何年も昔だ」と

答えていた。

 

あ~、そういうことか…。

 

以前、

キャットは

別れて暮らしている小学生の息子に会うために

下校時間に合わせて

校門に来ていて、

 

息子(お坊ちゃま)を

お迎えにきた使用人の女性が

キャットに何かされないように

足早に息子(お坊ちゃま)を連れて

立ち去る場面を、

 

キャットを監視していた名もなき男は

遠くから見ていた。

 

息子は使用人の女性に連れられ

足早に歩きながら、

振り向いて

キャット(母親)を見て、

 

その時

遠くから

自分たちの方を見ている名もなき男の姿も

視界に入っていた。

 

あの時の小学生の男の子が

ニールだったんだ…。

 

だからニールは

「僕があなたと出会ったのは

何年も昔だ」と言ったんだね…。

 

未来からやってきたニールが

命がけで

危険な任務を遂行したんだと思うと

泣けてきた。

 

ニール、

バンパイアにしか見えないとか言って

ゴメンね…。