原作漫画とは内容が違うらしいけど
とても感動的なドラマだった。
シーズン1 (2019年7月~9月)も、
特別編 (2019年9月)も、
シーズン2 (2020年11月~2021年3月)も
全部見た。
↓↓↓
主人公の
万木朝顔/まき あさがお
(上野樹里) は
亡くなった方を
診察するお医者さんだ。
朝顔と
その母親万木里子/まき さとこ
(石田ひかり) は、
10年前に
里子の実家(朝顔の祖父の家)に
帰省した時
大地震で被災した。
地震がおきた時
里子は朝顔に
「先にお爺ちゃんの家に行って
待ってて」と告げ、
ご近所の
一人暮らしの高齢者を助けに行き
行方不明になった。
それから朝顔は
避難所で母親との再会を
毎日毎日待った。
避難所に併設された遺体安置所には
沢山のご遺体の
身元確認を
丁寧に
的確に処置している
法医学者の医師
夏目茶子/なつめ ちゃこ
(山口智子) がいた。
不安と心配の中、
ただ待っていることしか
できなかった朝顔に
その医師は
「あなた、生きてるのよね?
生きてるんだったら
手伝ってくれない?」
と声をかけた。
この医師との出会いがきっかけとなり
朝顔は法医学者への道を
志すこととなった。
朝顔の父親で
刑事の万木 平/まき たいら
(時任三郎) は
震災が起きた日
仕事があり
妻(里子)の実家に
一緒に帰省できなかったことを
後悔しており、
休日になると
里子の手掛かりを探しに
里子の実家がある地域に出向き
1人で捜索を続けていた。
里子の父親・朝顔の祖父
嶋田浩之
(柄本明) は
娘婿の平(たいら)の行動は、
地元に住んでいるのに
捜索活動をしていない遺族
(色々な理由で
捜索活動ができない遺族)を
傷つける行為にもなるから
もうやめなさいと
反対したが、
平(たいら)は
何年も
ずっと、
1人で捜索を続けていた。
しかし
平(たいら)には
徐々に
若年性認知症の症状が
現れ始めた…。
朝顔は父親と同業である
温厚な刑事
桑原真也/くわはら しんや
(風間俊介) と結婚し
長女の桑原つぐみ
(加藤柚凪 /かとう ゆずな)
の母親になり、
第二子を妊娠中。
お腹の中の子どもは
女の子だと判明したため
朝顔の母親・里子から一文字もらい
里美(さとみ)と命名予定だ。
朝顔は
震災後、何年も
怖くて行けなかった母の実家に
つぐみが保育園生になった頃に
やっと行けるようになった。
そして
母親・里子のご遺骨が
漁師さんによって
偶然引き上げられた。
若年性認知症を発症した
父親・平(たいら)が
色んなことを
全部忘れてしまう前に
母親・里子のご遺骨は
ちゃんと間に合うように
見つかった。
高齢のため
あちこちが弱くなり
入院中の祖父・浩之
(朝顔の祖父・里子の父親) は
骨壺を抱きしめ
「やっと帰ってきたな」と
涙を流した。
ザ~っと書くとこんな感じだけど、
医療ドラマで
主人公の朝顔が
監察医であることから
毎回、
事件や事故、
災害、
病変などで命を落とした
死因不明の方々の
それぞれのエピソードが
絡み合って
切なくて、
気の毒で、
考えさせられて、
泣きながら見ることが多かった。
朝顔夫婦が
父親の平(たいら)と同居して暮らす家が
サザエさんちみたいな
ちびまる子ちゃんちみたいな
昭和っぽい家で、
それがいい味を出していた。