MARVEL LEGENDS ウリク発売！
ウリクと言えばその凶暴さからオーディンによってアスガルドの地下次元に幽閉されたロックトロールの一族。
その他ロックトロールと同様に1000年単位の長い寿命を持つが、その生涯のほとんどを地下次元に幽閉されて過ごすハメになったため、生まれながらにしてオーディン及びアスガルドへの憎しみを募らせている…
という設定で実に55年前の1967年に「Ｔｈｅ Mighty Thor」#137にて初登場。
以降ソーの代表的なヴィランとして現代まで度々登場してはソーを苦しめている。
かのスタン・リー、ジャック・カービィの両御大によって産み落とされたキャラクターではあるが、
基本的にはパワー系の存在なので事件の根幹に関わるというよりかは、事件の解決に立ち塞がる障害的な存在であり、
ドラマが描かれることが少ない名前のあるやられ役であることが多いのは残念なところ。
前述の通り、ウリクはアスガルドの次元に存在し、アスガルド人を憎んでいるため、マーベルコミックでは主にソーのヴィランとして登場することが多い。
ロックトロールのなかでも最強に近い腕力／耐久力を保持しているため、アスガルドでもマーベルユニバースでも上位にあるフィジカルの持ち主であるソーに相対させるにはうってつけの存在ではあるのだが、如何せんそれ以上の役目を与えられることが少ない不遇のキャラなのである。
最近では2020年に展開されたシンビオートの王ヌルを巡るイベント「King in Black」の「Symbiote Spider-Man」などにも登場したが、
なんとなくよくわからない感じで決着してしまったり、他にもよく見るとモブと一緒になって倒されていたりすることも少なくないニッチなヴィランである。
しかし個人的な話をさせてもらえるのであれば、ウリクは2000年代に展開された「MARVEL KNIHGTS」での活躍が印象的なキャラクターである。
普段はアスガルドを中心に活動しているウリクだが、「MARVEL KNIHGTS」では地球に降り立っている。
目的は初志貫徹のアスガルド人への復讐ではあるが。
粗野粗暴なイメージの強いウリクが「MARVEL KNIHGTS」内ではスーツを着ていたり、
身体能力的には一般人であるとはいえ、かのパニッシャーを追い詰めたり…
と、まあソー誌に登場するケースよりもなかなかにおいしい役どころだったので個人的にはウリクと言えば「MARVEL KNIHGTS」だったりします。
余談ですが「MARVEL KNIHGTS」は
デアデビル、ブラックウィドウ、シャン・チー、ムーンナイト、ダガー…
といった今現在あれやこれやで地味にアツいメンバーで構成されたチーム（※「MARVEL KNIHGTS」はチーム名ではない）が登場しているため、
今後のアレやコレやに関係してくるのでは…という気がしないでもない。
で、ウリクに話を戻すと6インチサイズのマーベルレジェンドとしては2017年のSDCC限定アスガルド5体セットに登場して以来。
今回のウリクもまた本国ではウォルマート限定での登場となる。
前述の通り、いかにもニッチなキャラクターでマニア向けであるためこういった形でのリリースとなるのには得心が行くのだが、
コミックではソーやジェーン・フォスター、「MARVEL KNIHGTS」に登場する面々との絡みがあるウリクである。
マーベルシネマティックユニバースの「ソー」シリーズ4作目「Thor Love and Thunder」の公開を7月8日（※アメリカでの公開。日本での公開日は未定）に控えたこの時期に、
ソーのクローンであるラグナロクと一緒にリリースされるのは、なんか何かある気がしないでもないぞ。
さり気なく重要キャラクターになったりする可能性もあるので気になる人は今のうちに押さえておくのが吉だ！
今回紹介した商品は通販サイトからもお求めいただけます。
この他、当店ではアメトイ・アメコミ関連商品をたくさんご用意しています。
ご興味ある方は是非ご来店ください！
通信販売も行っています！
通販サイト（試運転中）：https://garimpeiro.buyshop.jp/
*販売価格・在庫等はブログ掲載時点での商品情報です。変更になる場合がごございます。ご了承ください。
トイ＆コミックのガリンペイロ AM11:00-PM8:00
〒101-021 東京都千代田区外神田6-10-12KENTビル1F
TEL：050-1263-5399
