宇宙には不安定なインフィニティ・ストーンの粒子が残っていた。
レッドスカルはその強大なパワーを使い、地球全土にヒーローのパワーを無効化するバリアを展開。
世界は混乱に陥り、ヴィランは暴虐に繰り出す…
しかし、ヒーローたちも無力なままではない。
トニー・スターク「DHー10」でアップグレードされたパワードスーツを開発し、
ヒーローをスーツアップし反撃を開始する。
「――今後は君達もこう名乗るべきだ…
I am IRON MAN/私がアイアンマンだ …と」
「無敵番長バクライガ」「ULTRAMAN」などでお馴染み、最近では講談社モーニング誌において日本発のバットマン・ストーリー「BATMAN JUSTICE BUSTER」を手掛ける漫画家清水栄一氏によるキャラクターデザインを担当。
清水栄一先生 × 下口智裕先生と「BATMAN JUSTICE BUSTER」については下記記事参照のこと。
バンダイのS.H.Figuartsでの立体化を前提とした、MARVELコミックがこの夏に送るコミックが
TECH-ON AVENGERSである。
こちらのTECH-ON AVENGERSは8月11日からMARVELコミックスにより全6話で展開される。
残念ながら日本語翻訳版はまだ未定で、ガリンペイロにも入荷未定なので
ヴァースコミックスさんやブリスターコミックスさん、コミックスゾーンさんで確実に入手しよう!
S.H.Figuarts化を前提とした清水氏デザインのアイアンマンの活躍に期待したいところだ。
TECH-ON AVENGERSのストーリーは冒頭でも触れたが、
スーパーパワーを無効化されたヒーローたちがトニー開発のスーツを纏ってヴィランに対抗する、
という話だ。
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ご覧のようにMECH STRIKEは巨大ロボットもののノリで展開されるわけだが、
TECH-ONはトニー開発のスーツをトニー以外も装着して活躍する、というのが企画のキモであるが、
トニー開発のスーツをトニー以外が装着する、という展開自体は珍しいものではない。
代表的なものはウォーマシンがそうであるし、
アイアン・スパイダーもまたその亜種と言っていいだろう。
昨日にはHotToysの新商品が発表されたりもしたが、そちらでは
IRON STRANGE
というキャラクターがラインナップされていたりもした。
これはConcept Art Seriesというシリーズ名からもわかるように、MCUのコンセプトアートからの立体化。
▲2019年公開の映画「アベンジャーズ:エンドゲーム」ではドクター・ストレンジがアイアンマン・アーマーを装着する案があったようだ。
また同じくHotToysの新商品には
ARMORIZED DEADPOOL
というキャラクターもラインナップされていた。
画像では見えないが手のひらのリパルサーや胸のアークリアクターの意匠からアイアンマン・アーマーをモチーフにオマージュされたものであることは疑いようもないが、
こちらのARMORIZED WARRIORシリーズはコミックなどの元ネタがあるワケではなく、独自のデザインでアーマライズドする、という企画のようだ(違ったらすみません)。
アイアンマンのアーマーを装着するのはヒーローだけではない。
2013年のアニメ「Avengers Assemble/The Avengers Protocol」では
超人血清の不全により死に瀕したレッドスカルがモードックと共謀してアイアンマン・スーツを強奪し、
アイアン・スカルとなる展開もあった。
アイアン・スカルは後に
▲MARVEL LEGENDS化し、
▲ゲーム「Contest of Champions」にも登場したりした。
「Contest of Champions」と言えば先日マーベルレジェンド マエストロをご紹介した際に
軽く触れたが、
アイアンマン・アーマーを装着したマエストロも登場していたりする。
「Contest of Champions」は所謂ソーシャルゲームであり、
定期的に新キャラクターを投入し、プレイヤーの興味を惹き続けるというプラットフォームが採用されている。
そんななかでアイアンマンのアーマーはそれだけで人気が高く、こういったキャラクターの増産においても非常に使い勝手が良く、重宝されるガジェットというわけだ。
とはいえ乱発して価値を下げるようなことはなく、
これぞ、というエピソードを備え、ここぞ、というタイミングで投入されるからこそ人気のあるキャラクターが生まれるというものである。
そうした背景から、現在「Contest of Champions」において高い人気を誇るアイアンマン・アーマーを纏ったヒーローと言えば
シヴィル・ウォーリアー
が筆頭に挙げられるのは疑いようもないだろう。
シヴィル・ウォーリアーを名乗り、このような外見をしているが、中の人はスティーブ・ロジャースである。
ゲームに於いては2016年、キャプテン・アメリカの生誕75周年を記念して実装されたヒーローである。
世界を巻き込んで繰り広げられたシヴィル・ウォーの果て、トニー・スタークは倒れ、スティーブが生き残った。
スティーブはトニーの研究所からプロトタイプのアイアンマン・アーマーを回収し、
亡きトニーへの追悼と、二度と争いを繰り返してはならないという戒めのためにこのアーマーを身に纏い、
あらゆる争いに介入し、これを沈静すると誓ったのであった…という設定。
▲ゲーム内でのシヴィル・ウォーリアー
▲アイアンマン同様のアーマーに、キャプテン・アメリカの象徴的なシールドを備えている。
シールドにはアークリアクターが搭載されているのでユニビームも発射できるぞ!
そんなシヴィル・ウォーリアーが
MARVEL LEGENDSとして初のリリースだ。
こちらは映画「シャン・チー」のアソートに含まれており、
ハイドBAFのシリーズのうちの一体である。
内容物はシヴィル・ウォーリアー本体のほか、
シールド
ビルドパーツであるハイドの頭部
と一般的なボリューム。
素体そのものは2018年に発売された
ヒドラ・シュプリーム & アーニム・ゾラ2体セットのヒドラ・シュプリームのカラーバリエーションと言って差し支えない。
コミックではヒドラ・シュプリーム自体が
アーマーを纏ったキャプテン・アメリカというコンセプトでデザインされており、
ゲームとはほぼ同時期のデビューではあったが、シヴィル・ウォーリアーを下敷きにデザインされたものと言っていいだろう。
付属品のシールドはMCU仕様のシールドや従来のシールドとほぼ同じ大きさ。
背面は大きく異なっており、ちょっと前のキャプテン・アメリカのシールドでよく見たジョイントが採用されている。
前述の通り、シヴィル・ウォーリアーのシールドにはアークリアクターが内蔵されているため、
メカニカルな機構がモールドされている点は手抜かりがない感じでとても良い。
特徴的なジョイントパーツは本体C時型のクリップで本体の手首にジョイントするためのものだが、
このジョイントを倒したときの突起は
従来であればこのようにキャプテンの背中の穴に
このように挿入することで
シールドを背負うポーズを演出するためのものだが、
シヴィル・ウォーリアーにはご覧の通り背中の穴が存在しないためあまり意味のない仕様になってしまっている。
とはいえ不満点はこのシールドの仕様と握り拳がないくらいで、
全体的にはヒドラ・シュプリームから受け継いだ文句のない素体である。
足首のジョイントがタスクマスターやDr.ドゥームからのボールジョイント風なのもポイントが高い。
グリグリ動かせるので足裏の接地性はピカイチだ。
赤・青・銀といったヒロイックなカラーリングにメカニカルなデザインを嫌う人などいるのだろうか?
いや、いまい。
これはキャプテン・アメリカとアイアンマンを兼ね備え、だがしかし全く新しいヒーローと言えるだろう。
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