OK!
もう何度目だかわからないけれど説明しよう。
今回紹介するのは
▲MARVEL LEGENDS スティルトマンアソート ピーター・B・パーカー \3,800+税
MARVEL LEGENDSシリーズの2021年スパイダーマンシリーズ Wave1として繰り出されたこちらのシリーズは
2018年に公開されたアニメーション映画「スパイダーマン: スパイダーバース(原題:Spider-Man: Into the Spider-Verse
主人公、マイルス・モラレスやグウェン・ステイシー(&スパイダーハム)、プラウラーとともにもう一人の主人公であるピーター・B・パーカーと、
コミックからスパイダーマンにも馴染みの深いフロッグマン、ハンドニンジャ、そしてBAFにスパイダーマン系のヴィラン・スティルトマンをアソートしたものとなっている。
映画「Spider-Man: Into the Spider-Verse」は続編の製作も決定しており、今後が期待できるラインナップだ。
今回紹介するピーター・B・パーカーは前述の通り映画「Spider-Man: Into the Spider-Verse」のもう一人の主人公といって過言ではない。
映画「Spider-Man: Into the Spider-Verse」を未鑑賞の人類はこのユニバースに存在していないと思うのでネタバレ全開で話を進めるが、
映画「Spider-Man: Into the Spider-Verse」はコミックで言うところのアース1610、アルティメット・ユニバースでのスパイダーマンを下敷きに設定されている。
アルティメットユニバースではピーター・パーカーと同じく、蜘蛛に噛まれて超能力を得た少年マイルス・モラレスが、
ピーター=スパイダーマンの死に居合わせたことを切っ掛けに、とある出会いを経て新たなるヒーローとしてスパイダーマンの名前を継承し、成長していく、という流れだ。
映画も同じくマイルスはとある事件に巻き込まれピーター=スパイダーマンの死に居合わることとなるのだが、
マイルスをヒーロー=スパイダーマンへと導くのは別のアースからやってきた中年のピーター、
ピーター・B・パーカー
その人なのである。
元のピーター・パーカーと区別するためか、このピーター・B・パーカーは黒髪に設定されており、
またミドルネームとして B が加えられている。
コミックでのピーターにも B のミドルネームがあり、これはベンおじさん…ベンジャミン・パーカーのBであるとされている。
映画では劇中でB・パーカー自身が語っていることだが、映画世界の平行世界(※)でのB・パーカーは22年もの間、スパイダーマンとして活動を続けており、
その他のスパイダーアーミーと比べてベテランである描写がある。
※ややこしいが、映画「Spider-Man: Into the Spider-Verse」世界とその近隣平行宇宙には現時点ではマーベル公式のアースナンバーが割り当てられていない。
稀にネット上で「Earth-TRN~」というナンバーが振り分けられているのを目にすることがあるかと思うが、
このTRNとはTemporary Reality Numbeの略であり、ネット上のファンサイトで一時的に割り当てた整理番号であり、公式のナンバリングではないことに注意したい。
それ故に私生活では色々と上手く行かないことも多々あったようで、不遇な中年としての演出も強い。
清廉でヒーロー盛りのピーターが亡くなり、
ヒーローとしてのスタートラインにすら立てていないマイルスが残り、
ヒーローとしては歴戦だが私生活を犠牲にしたツケで若干スレてしまったB・パーカーがマイルスの師匠として彼を導く、
という構図にはある種のデコボコ感と、厳格な師弟ではないバディ感がそこはかとなく薫り、実に感慨深いところだ。
さて、そんなワケで本体の紹介だ。
ピーター・B・パーカーの本体に、差し替えのヘッド、
握り拳の左右と、ウェブシューターを発射するメイロックサイン(違)の左右差し替えパーツ、
ドリンクカップと、BAFのスティルトマンヘッドが付属する。
本体は劇中の姿をそのまま再現している。
マイルスの世界にやってきた際に、スーツの下半身がボロボロになってしまったため、スウェットを履いている。
靴は左右で異なる点も再現されており芸が細かい。
余談だがMARVEL LEGENDSシリーズでは厳密にアニメ作品からの立体化というのは非常に珍しい。
アニメ版のソスチューム色彩などを再現したバージョンは出ているが、
アニメタイトルからの立体化は今回が初かも知れない。
話を戻そう。こちらの素体は最近のMARVEL LEGENDSシリーズで採用されつつある
肘・膝部のピンが見えないタイプの関節が採用されている。
それでいながら二重の関節でもあるので思い切った折り畳みが可能だ。
膝関節もこの通り、ピンは隠れているが大きく折り畳める。
コートは従来のMARVEL LEGENDS同様に脱がすことが可能だ。
脱がしてみると素体の胴部は劇中同様、不摂生によるぽっこり感が再現されている。
可動域としては胸、腰にロールが仕込まれており、無理なく自然なシルエットで捻ることが出来る。
脚部。靴が左右で異なるのは先に述べた通り。
靴が異なるため自立させ難いかと思いきやバランスは良く、また足首にロールがあるため接地は悪くない。
個体差はあると思われるが。
差し替えヘッド。
マスクをズラして不敵な顔のB・パーカーは劇中よりも幾分若い頃にも見える。
しかしながらこちらのB・パーカーは標準の素顔ヘッドもいいのだ。
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