瑠璃色にボケた日常4
さて、今週は落ち着いてきたので、再びライトノベルの感想を。このシリーズが面白かったから感想を書き
始めたというシリーズの。
瑠璃色にボケた日常4
あらすじなどはこちら
から
最初に二言。盛大なネタバレを。
終わるのかよっ!!
前も同じやり方を使いましたが、思わずそう言いたくなるくらいに良い作品でした。
4巻のあらすじが出た時点で、終わるというのは解りましたけどね。
「瑠璃色にボケた日常は戻ってくるのか!?」この一文がフラグですよね。
くそぅ!くそぅ!
中学のときに野球の全国大会で優勝するほどの投手で将来を嘱望されていた逸材。しかし、うっかりし
ていたために巻き込まれた事故で肩を痛め野球を諦めなくてはいけなくなり、周囲から人間魚雷とあだ
名されるほどにやさぐれることに。そんな背景3巻がありながら、3巻のときの戦いでスカーフェイスになっ
てしまい、ますます恐れられることになった主人公・紺野孝巳。
そんな彼がどんなわら・・・じゃなかった活躍をするのか楽しみにしていたんですが、4巻で終わるのが非
常に残念です。
感想を書くと、1巻の段階ではキャラクターが読者である私の中で固まっていなかったことやギャグもま
だ作者である伊達氏の中で慣れていない部分がある感じで、キレがもう1つだった感じですが、この4巻
では2巻、3巻と来てキャラが浸透してきていますし、活き活きと動いているので、キレが比較にならないく
らいに増していました。
シリアスパートは1巻の方がエピソードが重かった印象ですが、この4巻でも十分なものがあります。
それでいながらギャグパートがかなりレベルアップしている印象なので、非常にバランスが良くなってい
ます。重たいエピソードでもアッサリと読めてしまう。
これを読むとほかの作品の地の文を読んだときに凄く重苦しく感じて読みにくいと思ってしまうくらいに。
孝巳の性格がいいんですよね。1つは。最初の頃は上述したとおりに荒れまくっているんですが、メインヒ
ロインである瑠璃と出会うことで徐々に丸くなっていく感じが読んでいくと良くわかりますし、それに伴いツ
ッコミのキレも増していき、作品のノリも明るくなっていく感じでしたし。
毎回、暴走はするけど、ピンチになっても冷静に状況を判断できますし、さすがにエース投手だっただけ
あり、肝も据わっていて、ツッコミはするけど、慌てふためくことはないですし。さらに、努力することも怠
らない常に上を目指す漢なので、実に好感が持てる主人公です。
ただ、この4巻では瑠璃にツッコミが単調になっていることを何度か突っ込まれている。そんな中で瑠璃
の性格が霊能者特有の病気のため激変してしまい、どうにも戸惑ってしまう。そんな中で改めて瑠璃の
ことを考えていくことに。
1巻のときからライトノベルとしては瑠璃との恋愛方面での描写が弱いという欠点がありましたが、今回は
その部分の補填という感じでした。しかし、読んでいくと納得できる感じでした。
唐突にロリコンであることをカミングアウトする孝巳に思わず吹いてしまいます。その後のシーンで、そう
いえば、こいつ亡くなった永遠のライバル、誇るべき好敵手、そして認めあった友から「満開ロリロリ天国
」なるDVDを借りていたなということを思い出させられる。
改めて考えるとそんな好敵手が亡くなって霊となって現れたことにより、孝巳と瑠璃が出会ったことを考
えると小田切君は死して仲人をした感じ。
今回、そんな仲人を果たして成仏したはずの小田切君が再び霊として孝巳の前に現れる。そんな彼を
霊能者としての修業を積んだ孝巳が送り返そうとする姿は素直に感動できます。周囲も彼の思いを組ん
で協力してくれるのが良いですしね。
今回出てくる敵は設定的には面白いんですが、小物だなあという感じがして疑問でしたが、最後の敵に
は非常に納得できるものがありました。やっぱりシリーズ最後の敵はあいつだったかと。
ヒロインのことについて語ると、瑠璃は今回霊瘧という症状が出ていて性格が激変していて物足りない。
私も思わず孝巳と同じでたまには良いけど、常にこの状態だと物足りないと感じてしまいました。
しかし、何よりも悲しかったのが
パンツを履いているだとぉ!!?
最後戻ったときには嬉しくなりました。場面もバッチリですし。
そして、誰だよ!翠たんペロペロしたいとかいう感想を送ったのは!?私もペロペロしたいよ!
柘榴は相変わらず全開でしたね。あそこまで行くと本当に清々しいです。大人っぽい雰囲気と相まって
実に弄ばれたくなるキャラでした。
月長は将来禿げそうなくらいに苦労を背負い込んでいるのが可哀想。ただ、孝巳に対しては鬼畜眼鏡と
いう感じを見せてくれる。
しかし、ロリコンでありながら巨乳も大好きでなのに、自ら月長にお願いをしにいく孝巳は恐ろしい。どっち
も受けな感じですが、おそらく孝巳が受けで月長が攻めでしょう。
『獣筋』三家の1つ鴇田家との問題もやってほしかったですし、新学期で後輩キャラが出てくるのも期待し
ていたんですが、1年経ったところで終了は実に残念です。じっくりと読めば間違いなく面白い作品なの
ですが、最初イラストとのギャップがかなりあるのが敷居を高くしているのが非常に残念です。
地の文が読みやすく、主人公もヒロインも良いキャラをしている。メインヒロイン像が斬新ですが、それも
良い味で、実に面白い作品でした。是非とも1巻から4巻までまとめて読んでもらいたい作品です。アッサ
リと読めますし、たぶん、どの上の年齢層の方でも楽しめると思います。何度でも読み返したくなる面白
さでした。
ただ、野球に関してはかなり際どいネタもありましたが。紺野君阿部捕手をdisるのは止めるんだ!という
感じで。
でも、使い古された表現ですが、まさに笑いあり、バトルありの素晴らしい作品でした。いや、オリジナル
のネタだけで笑いがここまで強い作品はほかにないですね。これが佳作だったというのが信じられない
レベルというくらいにまで昇華させていたと思います。
死者を霊にするのは生者だという考えも新しく感じられ、悪霊を祓うというのは霊に意味づけをする生者
を導くことすなわち「霊導」だという考えも実に良かった。
それだけに1巻分くらいお祓いではなくお笑いの舞台に立つために奮闘する「おはらい研究会」の面々も
見てみたかったです。その流れで舞台に上がった途端、顔の傷を見たお客さんにドン引きされてマジで
へこむ孝巳をヒロイン3人がいじり倒す流れとか。
もしくは霊導師として活動を始めた孝巳が最初の仕事でお客さんに顔の傷を見られて恐れられて瑠璃
にからかわれる話とかも見たかったです。
筆は速くないほうなのでしょうが、次のシリーズが出たら120%買います。MFブックスの方で仮に出ても買う
でしょう。
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最近全く更新できず
精神状態が最悪なんですよね。
21世紀最悪と書いても良いくらいの悪法が通りそうですし。正直あれは考えれば考えるほどに恐ろしい。
大臣が発信された内容を考えるとゾッとしますね。テロ行為にして、秘密裏に処理しても公表しなくて良いわ
けですから。やりたい放題でしょう。
間違いなく通るでしょうが、本当に恐ろしい。まあ、でも、今のままだとどうせ私も後5年生きられたら儲けも
のみたいな状況ですからね。考えても仕方が無いんですが。
まあ、5年生きられてもそのときには特攻兵器に乗らされているか爆撃で死んでいるかどちらかな気がしま
すし。
こんなことを考えてしまうくらいに今精神状態が悪いです。たぶん、1ヶ月くらいはまともな状態に戻らないと
思います。
死の恐怖を感じられることは良いことですと心療内科で言われますが、本当にそうなのか疑問に思うことがあ
ります。感じなければ既に死んでいると思いますし、生きていることが必ずしも幸福だとは思わないんですけど
ね。周囲の誰からも認められずというか自分で自分を認められない、納得する、満足するという感覚が欠如したままに、ただ無為にあがいている状況が続く先の見えない日々が幸せだとは思えないんですけどね。
よく満足したらそこで終わりだとのたまう人がいますが、言いたくなるのは自分で自分を認められずに成功す
ることは絶対に出来ないです。
本気で状態が悪いですね。ここまで酷いのも久しぶりです。冬は毎年こんなものですが、それにしても。