少し前に、有川さんの「みとりねこ」を読みました。→

この本の「猫の島」がこの「アンマーとぼくら」のスピンオフ的な作品でした。「アンマーとぼくら」は読んだ記憶はあるのですが、amebloを検索しても読書感想文が残ってません。ちょっと不思議なお話だったので、書くのをパスしたのでしょう。

 

 

 

 

出版社のあらすじは

 

 

休暇で沖縄に帰ってきたリョウは、親孝行のため「おかあさん」と3日間島内を観光する。一人目の「お母さん」はリョウが子どもの頃に亡くなり、再婚した父も逝ってしまった。観光を続けるうち、リョウは何かがおかしいことに気がつく。かりゆし58の名曲「アンマ―」に着想を得た、書き下ろし感動長編。

 

 

 

この、かりゆし58の「アンマー」がヒントになっているって今回初めて知りました。たしかに、年取ってから気づくお母さんの愛情とか切なさ有りますね。これを有川さん流に本にすると、こうなるのですね。

 

 

 

 

 

「???」を抱えながら読み進めます

 

主人公は30歳を少し過ぎた年齢。沖縄に帰ってきます。久しぶりの沖縄。ちょっとギクシャクした関係だった沖縄のお母さんと三日間沖縄の島を観光します。

 

まぁ沖縄の観光名所がいくつも登場します。私は沖縄に行った経験は有りませんが、読んでいて「行ってみたいかなぁ?」と少し心が動きました。有川さんの本だと、「県庁おもてなし課」が有川さん出身の高知県の魅力が満載でした。この本に匹敵する扱い。これはそういう本なの?の気分。

 

しかし、石敢富(魔除け)を探してみたら、過去のおやじが登場したりします。これってどういう事なの?この過去のおやじの様に、時々、時空を飛び越して登場する人物が出てきます。

「これって何?」

 

過去の自分に出会って、義母をなかなか「お母さん」と呼べない小学生の自分に忠告します。

 

「過去は変らない。変えられるのは、今だけだ。」

 

現代を生きている主人公が何かしら変、記憶が途切れるよう。自分ってどんな仕事をしていたのか?この沖縄旅行に忙しくしたハズなのですが、記憶は曖昧。会社から電話が掛かってくる様子もない。へぇ~、これってミステリー?(だって猫だし)

 

お母さんに素直に「お母さん」や「ありがとう」と言えない人は沢山いるでしょうが、有川さんは沢山の後悔を描くことで、ためらわないで口にしようとされているのだろう、と思いました。
 

猫も登場するのですが・・・

 

スピンオフは猫が主たる役割でしたが、この本では脇役です。あえて探したのですが、沖縄に猫が多い理由は「シーサーのせい」と言います。シーサーの語源は獅子だから猫科だろう~。沖縄の人は猫を邪険にしないクセがついているから猫も暮らしやすいらしい。

 

それと、両親が子猫を助けるシーンが有りました。この猫がどうも「みとり猫」に登場する猫らしいです。

沖縄は先祖に対する考え方や、時間の流れが違うようです。猫は死姿を見せないと言うから、この沖縄の謎の象徴のように描かれたのだろうか?