隔週で奥様の勉強会のおやつ作りをしています。雑談のネタになればと思っています。

出来れば季節性があるものを提供したいと思っていて、色々と探していると、この時期は「水無月」と呼ばれる外郎(ういろう)が多いですよね。形が三角で上に小豆とかが乗っているスタイルですね。

 

 

  レシピはウェブ頼り

 

いつものように作り方はウェブ上で色々と探しました。意外と作り方はバラついてました。「葛」を使うものから、「片栗粉」などを使うもの。「これは甘いだろう~」と思えるレシピもあれば、かなり甘さ控えめなものもありまして、素人は迷いました。

 

今回参考にしたのは、お菓子などの材料の問屋さん的な富澤商店さん。ここのレシピは間違いないのですが、砂糖なども取扱の材料(やや高い)を指定されます。そこまでこだわらないのでスルーしますが・・・

 

 

問題があるとしたら、四角い型ですね。当家には一個だけステンレス製の型がありますが、勉強会の人数分を作るには数が足りません。タッパーなんかで代用しようかと考えていたのですが、これもググっていると

 

 

こちらのサイトで「牛乳パック」を使った方法を紹介されていました。(外郎のレシピはかなり違いますが)牛乳パックならなんとかなりそう。外郎にするのは、蒸すのですが、蒸しなら温度も100℃以上には上がらないので十分実用になるのでしょう。

 

そして実際に作ってみると、ステンレスの型よりこの牛乳パック利用の型の方が、蒸し上がりから取り出す時に「スルッと」取り出せて、「こっちの方が良い」のです。ただ、作るのはちょっと面倒ですがね。

 

 

  先ずは牛乳パックで型つくり

 

 

牛乳パックをばらして、長辺を半分に折って→12cmの所で折ります。

 

周囲をホッチキスで固定して

 

クッキングシートに鉛筆で型を取って

 

 

外側に折り込んで、余りをゴムバンドで止めて→これで型は完成。

これを自家分も入れて、合計3個作りました。(+SUS型)

 

 

  蒸して作ります

 

たまたま神戸に行っていて、富澤商店の神戸店で「葛」を購入することが出来ました。京都駅隣接のデパートの地下にもあるのですが、売り場面積は神戸の方が3~4倍位ありました。なので品揃えも豊富でしたね。通販も有りますが、送料の規定がなかなか厳しい~。

 

葛液を牛乳パックの型に流して→蒸し器で強火で10分蒸して

 

 

小豆の代わりの甘納豆を散らしました。この時に前もって取っておいた葛液(大匙×3杯くらい)を入れます。そして、更に15分、やはり強火で蒸しました。

二段階にして蒸しているのは、小豆や甘納豆が下に沈まないようにでしょうね。

 

 

蒸し上がると甘納豆もしっとりします。甘納豆を使ったのは、近くの食品スーパーさんでは、これしか入手できなかったからです。ただ、カラフルになって明らかに「これって手製」が見え見えになりました。味や食感も変化があって、これはこれで美味しく頂けました。
 

 

 

「実食」おいしく、楽しく頂きました。