昨晩からの雨でして、朝からはかなり雨脚も強くなってました。
朝の散歩もキャンセルになりまして、映画に行くことにしました。
近江八幡のイオンは駅からずっと通路に屋根があるので、濡れずに済むハズなのですが、風も吹いていて、屋根の有るところも、傘さしてました。
映画が終わったら→室内トレだなぁ~。
映画は「泣ける」映画です。
映画はディア・ファミリー
先週から主演の大泉洋さんが、盛んにアチコチのバラエティー番組とか出演してますね。この映画の番宣らしい。地味な映画だけど「見てもらいたい」の気持ちも強いのですね。高齢の両親に
「映画は最初の週末の成績が大事。両親は高齢だが、絶対見に行けと言うつもり」と笑わせた。
とリップサービスしてますね。大泉さんらしい。
私自身、映画それほど行けてませんが、大泉さんの映画好きですね。映画行けてなくて原作本だけになっているお話も多いです。
丁度、雨になりましたし、中小企業の親父が人工心臓の開発ってどうなの?の気持ちもあって朝一番の上映に行ってきました。
簡単なあらすじ
お話は、名古屋の中小企業の親父さんが主人公(勿論、大泉洋)は三姉妹の父親でもあります。その次女が生まれつきの難病の心臓病疾患があって、この時代(昭和50年代)の医療技術の限界なのか、手術も無理と宣告されてしまいます。この時に宣告されたのが「余命10年」残酷ですね。
一筋望みがあるなら、「人工心臓」と言われて、なんと自力で「人工心臓」を開発すると宣言するのです。
残念ながら「人工心臓」は彼女の余命にも届かなかったし、今現在でも体内に埋め込む式の人工心臓は実用化されてないそうです。娘を失ったかれは、「IABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテル」なる医療器具の海外製品の不具合を聞かされて、国産を決意。しかし、医療器具の開発や病院の協力、厚生省の承認とハードルは高いです。これに挑みます。
ご存知でしょうが、実話です
このお話、実話だそうです。原作本があって、映画化されているので、いくらか脚色されてはいるでしょうが、どうもほぼほぼ、映画は事実を描いているそうです。
クリーニング屋の親父だった自分から見ると、「よく頑張られた」と思います。そして、なにかしらの「運の良さ」が有ったのでしょうね。
映画の冒頭で、大泉がアフリカから帰ってくるシーンがあります。先代から受け継いだ頃には借金が有ったと言います。そして販路をアフリカに求めるのですが、その販売する商品が、髪を束ねるゴム、だと言うのです。へぇ~それっていくらの売上になるの?そして、次なる商品開発が、縄跳びのゴム。これも狭い市場の商品ですよね。それに、類似品がすぐにでも登場するような商品。これらを主力にしている中小企業さんが、「医療器具」ってジャンプし過ぎ。
心配していた、お金の話も出ます。奥様役が菅野美穂さんなのですが、「もう4憶使った~。これからまだ10憶以上かかる」と言うシーンがあったり、銀行に融資を相談しますが、「採算が取れますか?」って当然彼らは言うよねぇ~。
映画の中でも従業員が会社の前途を悲観して離職届けを出すシーンとか有ったです。膨大な研究開発の資金を使うには、会社に「金のなる木」が欲しいですよね。映画では描かれなかった、何かがあるのかな?そうでないと、無理って思いました。
亡くなった人間の意志をつなぐ
残念ながらお嬢さんの寿命の間には、人工心臓の製品化は間に合いません。悲しい最後。しかし、彼女の意志は「自分は間に合わなかったけど、役立てて」です。
先に読んだ、野田正彰氏の「喪の途上にて 大事故遺族の悲哀の研究」で、日航から受け取った保証金の一部を奨学金に使ってくれ、と寄付をされる遺族の方が登場されます。あぁ~こういうのが「喪」から脱して、残された人間が前を向いて生きて行くことなんだぁ~と思いましたね。
この中小企業の親父は、あるお医者さんのアドバイスもあって、「IABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテル」なる製品の開発に着手されて、この製品が累計17万人もの命を救うことになるのです。
これは「運」を含めて、彼の情熱や意志が良い回転を始めます。ちょっとホッとしました。映画では、このあたりから展開が速くなって、ハラハラドキドキ、期待に胸が躍ります。「あぁ~良かったぁ~」
開発のご様子の記事がありました。親父さん、大泉の数万倍ええ顔されています。
帰ってきてからは室内トレ
お昼でほぼ雨は止んだのですが、まだ降る予報もあったし、路面も濡れているので、久しぶりの室内トレにしました。
STRAVAの数字。サイコンの数字で消費カロリーが1,000を越したし、2時間を超えたのでストップしたのですが、この数字では842kcalになってました。
この時期は部屋が暑くなります。
部屋の温度計がいっしょになっている時計の表示。室温が27℃オーバーで湿度が82%越え。エアコンは辛抱しました。この日は降雨だったので気温はまだ低めだったからね。
室内トレの強敵はいくつも有りますが、その一つが退屈。ZWIFTを契約している頃はまだ画面が連動しましたが、それも無く、退屈。
YouTubeでも見てました。
それと、姿勢が変わらないし、信号待ちとかも無いので、姿勢がずっと同じです。
負荷は低いのに、時間が長くなると、腰のあたりに違和感あるなぁ~。