九州自転車旅 24日目 4月19日

 

 

2024年3月27日から21日間九州一周ライドを敢行しました。(実走は19日 距離1,660km 獲得標高14,343m)その後輪行で別府に移動してから阿蘇に抜けるボーナスステージ(3日間 174km 3,402m)に挑戦して、4月20日に無事帰宅しました。

その間、STRAVAとFacebookは随時更新していたのですが、amebloの方は時間がかかるので、帰宅してからの更新でお許し頂こうと考えてました。(実際、現地でこの作業は無理ですね)

 

帰宅してからボチボチ更新してますので、そのあたりご理解頂ければ幸いです。

 

なので、この内容は 24日目の4月19日分になります。

 

 

  この日のライドは計画変更

 

 

 

この日のライド(ボーナスステージ3日目)は、阿蘇中岳を目指しました。阿蘇駅からすぐに登り口になっています。そして、その後は前日に回らなかった阿蘇の外輪山の南と東の方を周回して戻るプランになってました。

 

ところが、前日の夜になってから、すごくお腹が痛いのです。トイレに行ったら、下してました。常備しているお薬は、漢方胃腸薬だけでして、これを服用しましたが、一時間毎にトイレに行く感じでした。

 

翌朝にはいくらかマシになりました。しかし、水を飲むとお腹がグルグルして気持ち悪くなります。朝ごはんは、阿蘇駅の近くのお弁当のヒライさん(24時間営業)で朝定食を食べるつもりでしたが、とても入らないので手持ちの補給食をすこし頂いて、とりあえず山頂を目指しました。

 

幸い、登っている間はトイレを探す事態には陥らなかったです。ただ、給水してないので、実質的には脱水してますね。空気は乾いているので、どれほど発汗しているか?分からない状態。今から思えば危ないですね。(実際そうだった)

 

山頂まで着て、トイレを使わせてもらうと、やっぱり下痢してました。

そこで、当初の計画を変更して、来た道を戻る事にしました。

 

これが当初考えていたルートです。

 

 

 

 

この日の坂のプロフィールはこんなでした。一番高い所が、草千里の手前の坂で標高が1,150m位になります。

 

お腹の具合は最悪でしたが、10%を超すような所はほんの少しで、休み休み登っていけばなんとかなりました。景色はすごく良いのですが、黄砂が舞ってまして、遠望はやや白く霞みます。

 

 

  阿蘇中岳山頂を目指す

阿蘇駅のすぐ前の道から登り始めます。最初はこんな感じです。

 

割とすぐに高い樹木がなくなりました。

 

ところどころに放牧されています。

この後山頂で阿蘇火山博物館でお勉強したのですが、牛舎などに戻さずにずっと放牧で飼育している牛(あか牛)に取り組んでおられる農家さんが居るそうです。

そういう放牧牛や馬なのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハァハァゼイゼイなので、写真が少な目ですね。とにかくお天気にも恵まれて素晴らしい道が続きます。それと、朝の時間帯はまだ観光バスとかもほとんど走ってこなかったですね。

 

 

米塚と呼ばれる小さな噴火口の小山。私は高校生の頃に阿蘇に来ていますが、その時はここにバス停が有って休憩出来たと思ってましたが、今はなにも無かったです。

 

参考までに山頂まではトイレなどは皆無でした。

 

この写真の左側の斜面には木々ははえてないのですが、右斜面には森林になっています。風向きなのでしょうか?

 

まだ桜が咲いてました。

 

登山口だったようです。

 

 

  山頂に到着

 

 

山頂手前に「草千里」という場所があって、レストランとか阿蘇火山博物館とかが有ります。

 

また高校生の頃の記憶ですが、草千里ってもっと狭かったように思います。

 

 

 

自転車と違って車やバスのみなさんは、ここで阿蘇の雰囲気を味わってもらうことになります。

 

お腹を下しているのですが、幾分マシになった気がしました。

うどんとか探したのですが、見当たらず、カツカレー。

下していてもお腹が減るんだなぁ~。

 

この後、予定を変更したので時間が余りました。宿に早く着いても困るし、火山博物館でお勉強することにしました。

 

 

大きな画面で阿蘇の自然や火山の成り立ちなど上映されていました。二種類有ったのですが、どちらも鑑賞しました。冬の景色なんかすごいですね。

 

それと、このビデオに「阿蘇の温泉」が登場して、時間があるので温泉をググってみると、なんと阿蘇駅のすぐ近くに割安感のある温泉がありました。

 

行った時は、火口までの立ち入りは制限されていて、ここまでが上限になりました。看板らしきものを見つけて記念撮影しました。

 

これは帰り道の下り坂。阿蘇の街並みが見えています。

 

私が下るころになると、何人もチャリダーさんが登ってこられました。

みなさん早い。先頭の方はまるでバイクのようなスピードでした。

海外の方も多かったですね。

 

 

  阿蘇の温泉に

 

時間もあったし、温泉も良いかな?と思いました。ちょうど近くだったしね。

 

 

 

 

 

 

お風呂の後は、畳み敷きの部屋でゴロンとなってしばし休息しました。

冷たい水を飲むとゴロゴロする気がするのですが、アイスとかは入るのですね。

 

 

  翌日は阿蘇駅から輪行で帰宅

 

これも当初の予定では、阿蘇駅から熊本駅までは自走するつもりでした。(50㎞、300m位)まぁ下り基調ですし、楽かなと。しかし、お天気が今ひとつ怪しくなってきていたし、お腹の方もさほど改善していませんでした。

 

少しでも早く帰宅したいので、阿蘇駅から輪行で熊本駅に行きました。

熊本駅で帰りの新幹線の指定席を早く出来ないか?と考えたのです。

実は阿蘇駅はJRの駅ですが、こうしたチケットの購入や変更は出来ません。(遠隔操作の券売機とかも無い)熊本駅まで行かないとダメなのです。

 

阿蘇駅のホーム。いつものモンベルの横型。

 

待っていたら、観光列車が来ました。でも、これは車両流用の普通車だったようです。この後、九州横断特急なる列車で熊本駅に。

 

熊本駅のコーヒーショップの死角になる席を探して、しばしお休みさせてもらいました。

 

これは熊本駅の新幹線ホーム。

チケットの方は、残念ながら手持ちのチケットより早い列車の空きは無かったです。自転車のスペースを確保するには、各車両の一番後ろの席を取らなくてはならないのですが、そこが空いてないのです。

 

 

 

熊本駅13時42分→新大阪16時59分。なんとか真っ暗になる前に帰宅出来ました。

 

 

  この日のルート

 

 

獲得標高は、STRAVAでは802mでした。