九州自転車旅 23日目 4月18日
2024年3月27日から21日間九州一周ライドを敢行しました。(実走は19日 距離1,660km 獲得標高14,343m)その後輪行で別府に移動してから阿蘇に抜けるボーナスステージ(3日間 174km 3,402m)に挑戦して、4月20日に無事帰宅しました。
その間、STRAVAとFacebookは随時更新していたのですが、amebloの方は時間がかかるので、帰宅してからの更新でお許し頂こうと考えてました。(実際、現地でこの作業は無理ですね)
帰宅してからボチボチ更新してますので、そのあたりご理解頂ければ幸いです。
なので、この内容は 23日目の4月18日分になります。
この日のライドは
この日のライド(ボーナスステージ2日目)はやまなみハイウェイ→ミルクロード→大観峰→阿蘇駅までを走りました。
素晴らしい景色が続きました。ありきたりですが、感動しますね。大分県側から熊本県に入って、阿蘇の外輪山を超えてその外輪山の周囲を周るようなルートになります。
その高さが思いの外高くて見下ろす下界がずっと下になります。
大観峰はいくつか有る展望台の一つで最も有名な場所のようです。
この日の坂のプロフィールはこんなでした。一番高い所が、牧ノ戸峠で標高が1,330mになります。かなり高いですね。
前日に比べると獲得標高も少なかったです。前日はSTRAVAでは1,514m有りましたが、この日は1,086 mでした。斜度も前の日よりは楽だったように思います。私でもなんとか登れますし、なんせ交通量が少ないです。路面もまあまあ。多分自分史上最高のルートです。(ちょっと前の日南海岸を翻して)
残念なのは、黄砂が舞ってまして、遠望はやや白く霞みます。しかし、お天気は本当に良くて、一周ライドの日程を調整した値打ちが有りました。
やまなみハイウェー
どこから「やまなみ「やまなみハイウェー」と言うのか、「ここからです」的な標識は無かったように思います。(景色に見とれて舞い上がっていて見落としているのかも知れないですが)
これは朝の散歩の時の「やまなみハイウェー」朝の6時前ですね。時間が早い事もありますが、まぁ車が通りません。しかも、全く音がしなくて、不気味なくらいでした。
近くにコンビニなどは無いので、自販機の缶コーヒーを頂きました。
この日は距離も短いので、ゆっくり目にスタートさせてもらいました。
本棚にあった有川浩さんの「ヒア・カムズ・ザサン」は前日から読ませてもらっていたのですが、なんとか完読。同じ設定で小説版と演劇版の二種類の「親父」が描かれます。家族を捨て渡米して伝説の人になった親父のお話と、渡米したけど苦労して失明寸前でやっぱり家族に会いたい親父のお話。
リタイヤして好き勝手に自転車ライドをさせてもらっている「親父」にちょっと刺さりました。
走り始めてすぐの写真です。8時30分頃。
この時間でも車はほとんど通りません。
やまなみハイウェーの「長者原」の道標。
ここで写真を撮るのが定番のようです。
一台だけバイクが写っていますね。
ゆるゆると坂を登って阿蘇を目指します。
九州ライドの最高点(だと思う)の「牧ノ戸峠」1,330mの表示があります。
停まっている車はどれも登山のみなさん。トイレを借りました。
9時20分頃です。
ちょっとした展望台があってそこからの眺め。黄砂が残念。
途中に不思議な造園屋さん。剪定して動物の形を沢山作られています。
かなり不気味。
10時過ぎ。ようやく平坦なところ(阿蘇の外輪山)に到達しました。
途中で出会いました。北九州からの65歳さん。クラシカルなフレーム。トップチューブがサドル方向に湾曲してました。若いころは選手だったそうです。
彼に撮ってもらいました。
やまなみハイウェーからミルクロードに
本当に素晴らしい道でした。このあたりから「ミルクロード」になっていたのだと思います。
外輪山からカルデラの底になる阿蘇駅周辺(だと思う)が見えています。
大観峰の展望台
阿蘇山には展望台がいくつもありますが、その一つの「大観峰」は一番有名な展望台ですね。休憩所やちょっと食事できる場所が有りました。
このあたりもミルクロードって書いてました。
観光客の方に撮ってもらいました。逆光だったので後から補正してみました。
ずっとコンビニや食堂とか無かったのです。大観峰の食堂で、きつね蕎麦とおにぎりを頂戴しました。
きつね蕎麦の容器はスチロール製でした。この場所には水道とかは来てなのでしょうね。
これはもう少し走ったところの展望台(西湯浦園地展望所)
少し降りてきた所になります。
だんだん、下ってきて平地が近くなってきました。
昔の参勤交代の時に使った道が一部残っているそうです。
トイレを借りたら偶然発見しました。
道の駅阿蘇
本当に長い長い下り坂を降りてきて、阿蘇駅に到着しました。
道の駅阿蘇は、駅に併設されています。
勿論、クマモンのお出迎え。
北海道の時は熊情報にヒヤヒヤしてましたが、九州には居ないらしいので、それだけでも安心です。しかし、シニア仲間の田〇さんが「熊がおらんのに、なんでクマモン?」
たしかに変ですね。昔はいたのか?
熊本県は震災復興にワンピースの面々が協力しているようです。たしか有明海でも居ましたね。子供たちが写真を撮っていて、順番待ちしました。
阿蘇の道の駅には、こうしたサイクリストの更衣室がありました。
女性軍とか心強いでしょうね。
この日のルート
獲得標高は、STRAVAでは1,086mでした。
この日は阿蘇駅の近くのお宿に投宿。元ペンションだったようですが、今は食事提供とかやめられてまして、ゲストハウス的でした。(料金もお値打ち)
次の日も連泊して、荷物を置いて阿蘇山頂からこの日と逆側の外輪山を走るつもりでした。(あくまで予定)
しかし、夜半に突然の腹痛。お腹を下してしまいました。