九州自転車旅 18日目 4月13日
2024年3月27日から21日間九州一周ライドを敢行しました。(実走は19日 距離1,660km 獲得標高14,343m)その後輪行で別府に移動してから阿蘇に抜けるボーナスステージ(3日間 174km 3,402m)に挑戦して、4月20日に無事帰宅しました。
その間、STRAVAとFacebookは随時更新していたのですが、amebloの方は時間がかかるので、帰宅してからの更新でお許し頂こうと考えてました。(実際、現地でこの作業は無理ですね)
帰宅してからボチボチ更新してますので、そのあたりご理解頂ければ幸いです。
なので、この内容は 18日目の4月13日分になります。
この日は終日 長崎観光
この日は、自転車には乗らずに、午前中は軍艦島の見学をしました。午後からは、長崎平和公園などの市内観光。
今回の九州ライドでは、産業遺産も見学したいと思っていました。自分が書いたルート上で寄れそうなのが軍艦島でした。映画撮影に使われたりとか、色々話題もあって有名ですよね。
軍艦島は思ったより簡単に見学できるのですが、その廃墟感はすごいです。
平和公園など最後の被爆地として、後世に残そうとされている像だったり、資料館だったりは重たいですね。市電に乗って移動したのですが、車内の案内図にしても、原爆関連の扱いが特別って事はないですね。というか、ちょっと素っ気ないようにも思えました。
前日に訪れた熊本城は日本人も海外の方も沢山来られていたのですが、平和公園周辺は、少なかったですね。見て欲しいのはこっちのような気がします。
朝の散歩
この日は自転車のペダルを踏まなくても良い日になります。ちょっとでも体動かして置かなくてはなぁ~、と朝のお便りがちゃんと来てほしいからね。
港から公園の方を歩きました。
軍艦島クルーズ
フェリー乗り場の写真とか全然撮ってなかったです。舞い上がっていたのかな?
軍艦島の見学ツアーは5社ほどが運行しているようです。私が利用したのは、
この会社です。たいした理由はないのですが、朝の出発時間が一番早かったからです。この会社の利用者さんが一番多いらしいです。
料金は4,500円+310円になります。早くから予約していると割引制度があります。朝の9時スタートして11時30分位に戻りました。予約していても席は予約出来ませんので、窓側の席を取りたい人は、早くから受付に並んでください。この日は土曜日だったので、満席でした。
もうこれは上陸寸前の写真になります。桟橋ですね。
クルーズ船が写っている唯一の写真。
ずっと廃墟が続きます。
高層の建物はアパートだそうです。最盛期の1960年には約5,300人が住んでいたらしいです。面積を拡げる(実際に元の島を3倍まで埋め立て拡張しています)のは限度があるので、高層になったらしいです。
この人口密度は当時の世界最大値らしいです。
乗船者は3つのグループに別けられて見学しました。一つは英語で解説してくれるグループ、後の二つは日本語による解説ですが、混雑回避の為に分けているようです。
私のグループの解説の方は女性でかってこの島に公務員としてお住まいされていたことがあるそうです。治安も良く電気代や水道代も会社(三菱)持ちで生活しやすい環境だったと言います。工員さんのお給料も良かったそうです。
ただ、wikiなどを見ると、事故も有ったし、給料が良いのは、それだけ危険性も高かったということでしょうね。
この角度からの姿が一番「軍艦」に見える角度だそうです。
戦艦武蔵を建造したというドッグ。
最新のイージス艦の建造が進んでました。
この写真にイージス艦が2隻写っています。
レーダーに映りにくい外装だそうです。
ジャイアント・カンチレバークレーンは1909年(明治42年)に竣工した同型としては日本で初めて建設された電動クレーン。今も現役だそうです。
港に戻ってきて長崎ちゃんぽん
11時30分に戻るのですが、実際に完全に下船できるには、もう少し時間がかかりました。船から見えていたお店は、チェーン店も多い「リンガーハット」
午後からは原爆関連のお勉強
原爆資料館の内部は撮影禁止も多かったです。撮影可もあったのですが、そういう気持ちになれない所ですね。
カトリック浦上教会(浦上天主堂)
原爆の爆心地近くだったので、全壊して昭和34年に再建されたのが今の教会。
これは別な場所にある、元の浦上天主堂の遺構の一部です。
平和記念像
この像は神の愛と仏の慈悲を象徴し、天を指した右手は“原爆の脅威”を、水平に伸ばした左手は“平和”を、軽く閉じた瞼は“原爆犠牲者の冥福を祈る”という想いを込めました。
横穴式の防空壕
この日の移動は市電を使いました。これは新しい車両ですね。
出島
出島の復元整備をされている場所がありまして、見学しました。
当時のミニチュアが有りました。
シーボルトが書いたという東海道の琵琶湖の景、だそうです。
これってどこかな?が気になりました。