九州自転車旅 12日目 4月07日

 

2024年3月27日から21日間九州一周ライドを敢行しました。(実走は19日 距離1,660km 獲得標高14,343m)その後輪行で別府に移動してから阿蘇に抜けるボーナスステージ(3日間 174km 3,402m)に挑戦して、4月20日に無事帰宅しました。

その間、STRAVAとFacebookは随時更新していたのですが、amebloの方は時間がかかるので、帰宅してからの更新でお許し頂こうと考えてました。(実際、現地でこの作業は無理ですね)

 

帰宅してからボチボチ更新していますので、そのあたりご理解頂ければ幸いです。

 

なので、この内容は 12日目の4月07日分になります。

 

 

  この日のライドは

 

 

 

この日のルートは当初の予定では、鹿児島市を出発して海岸線沿いに南下して、開聞岳を見ながら枕崎をゴールにする予定でした。ところが、この後南さつま市で出会う予定の方が、この日しか都合がつきません。距離は長くなりますが、もう一足伸ばして南さつま市まで走ることにしました。しかも、翌日がまた雨予報なのです。私、鹿児島県の悪口を言ったかな?と思うほど、鹿児島県ではお天気に恵まれてませんね。

 

なので、このコース上にある指宿の砂湯とかパスになりました。まぁライドの途中で風呂に入ったら眠くなりそうですがね。それと元々は枕崎宿だったので、晩御飯は枕崎のカツオ料理かな?と思っていたのもパスになってしまいました。

 

 

 

この日のプロフィール。最後の坂が枕崎から南さつままで延長したので増えた坂になります。

 

後から考えると、南さつま市(加世田)には3時過ぎに到着しているのですから、途中を端折り過ぎたかな?ですね。枕崎到着が13時30分頃でした。遅めの昼食でカツオ料理っていうのも有りでしたね。

 

 

  鹿児島から枕崎を目指す

 

出発して30分ほどです。桜島の裾野が見えています。なかなか山頂まで見えることが無かったです。しばらく鹿児島湾ぞいの港が続きました。

 

海上保安庁の船舶。尖閣とか近いですよね。ご苦労様です。

 

 

同じく海上保安庁の船舶。

 

なにやら速度が出そうなフェリー。

 

時々「桜島見えないかな」と視線を送るのですが、見えません。

雲は動いていて、切れそうで切れないですね。

 

離れていますが、鹿児島県にはロケットの発射場がいくつかあります(内之浦や種子島)便乗のご商売なのか、ロケットのようなタワーが有りました。(後から地図で調べても分かりませんでした)

 

桜島は相変わらず、雲がかかっていますね。

 

道はこんな感じでして、指宿くらいまでは走りやすいとは言えない感じでしたね。この日は日曜だったので、まだ大型トラックとかは少なかったかもしれません。

 

桜島はやっぱり見えませんね。

 

(ピンぼけですが)遠くにものすごい数の石油のタンクが並んでいます。

 

近寄ってみると、エネオスの石油備蓄基地でした。

 

地図でもこれだけの大きさで表示されます。

 

 

この設備で日本の石油使用量約2週間分に相当する原油735万キロリットルを貯蔵するそうです。

 

途中で見た「墓地」ですね。桜島の降灰でお墓にも屋根がついているらしいです。

 

 

道の駅 いぶすきに立ち寄りました。

このライドの前にブレーキのパッドを新しくしてもらっているのですが、雨の中を走ると減りが早いのか、引きしろが少なくなってきました。私のディスクブレーキは機械式でして、油圧式と違ってパッドが減っても自動調整してくれません。なので、こういうラックを借りて調整します。

 

このブレーキ調整用に3㎜のアーレンキーを工具袋に入れています。

いくつかの工具が集まったセットも有るのですが、そっちだと内側の調製がし難いのです。

 

桜島が見えなくなって、前方に開聞岳が見えてきました。

しかし、こっちも山頂には雲がかかっていて、全部は見えないですね。

 

JRの最南端の駅の「西大山駅」

 

無人駅なので、入場券とか無縁でホームで記念撮影し放題。

海外からの方が多いのです。彼らにとってこの駅、面白いのでしょうか?

 

 

色々とカップルさんを呼び込む工夫をされていました。

幸せを運ぶ黄色いポスト。

 

 

次第に天気が良くなってきているのですが、開聞岳には雲がかかったままでした。

 

指宿を越したあたりから、車も少ないし、ええ感じの道が続きました。

なんでもない農村地帯ですが、好きです。

 

これは時おり道路脇にある「撮影ポイント」の標識がある駐車場から撮ったのでしょう。たしかに雲がかかってなければ、絵葉書的な写真が撮れるポイントですね。

 

頴娃(えい)町の「縁起がえい」「景色がえい」の看板。ちょっと道路を外れたら見どころアチコチにあるみたいでした。
 

道路沿いに焼酎の会社の工場がありました。他にも看板もいくつか。

 

こちらは蒸留所って書いてあるので、そりゃ焼酎でしょうね。

 

 

  枕崎に到着→南さつまに

 

 

先ほどの西大山駅は、JR最南端の駅でしたが、こちらは「最南端の始発・終点」の駅だそうです。

 

 

駅の近くの枕崎灯台のモニュメント。ここで1時40分ほど。

この後、22㎞、300mほど走って3時40分頃には、南さつま市に到着します。

 

枕崎でなにも食べなくて、やっぱりお腹が減って、枕崎を出てから全国チェーンのファミレスでパスタを頂きました。まぁハズレはないですが、どうも気持ちばかり前に行っていて、余裕なかったみたいですね。

 

この日のゴールは南さつま市の福音教会。

ここは私の地元の守山市の教会を作ったご夫婦が、この地で新しくこの教会を立ち上げて、布教活動に尽力された教会になります。現在は現地の若い牧師さんが運営されていて、創立のご夫婦は守山に戻られています。

 

私はキリスト教の信者ではありませんが、子供たちが幼少の頃、守山の教会併設の保育園でずっとお世話になっていて、リタイヤした後またお付き合いが始まりました。

「九州に行く」と言うと、是非とも寄って欲しいと言われて、この機会になりました。

 

九州には教会っていっぱい有るじゃないの?と思われるでしょうね。そうなんです。これから私も古い教会を見物したりしますが、そのほとんどはカトリック系の教会で、建物がものすごく大きくて重厚です。教会に入った時から尊厳を感じますね。フランシスコザビエルがもたらしたキリスト教は、カトリックなのです。

 

しかし、宗教改革の時にプロテスタント系が分派します。こちらは、建物が立派とかいうのはないのです。仏教でもいろんな宗派があるように、キリスト教もいろいろあるのです。

 

若い牧師さんと、創立のご夫婦のお話や滋賀のお話をさせてもらいました。

 

  この日のルート

 

 

獲得標高は、STRAVAでは813mでした。STRAVAではパワー値も計測していますが、九州ライドで最大値の106wになってました。信号も少ないし、交通量も少なかったのが効いています。ずっと雨が続いていたので、テンションも上がり気味だったのですね。