2月月末に開催された大阪マラソンの放送を見ていると

だったのですね。参加者さん辛そうでした。びわ湖マラソンは3月10日(日)でして、心配してました。

 

しかし、

 

寒波は来ましたが、降雨は有りませんでした。画像は、私が担当させてもらった佐川急便のグランドから比良の山を望んでいます。この日は冷え込んでまして、かなり裾野の方まで白くなってましたね。

 

まぁ立派なスタジアムです。このスタジアムは34km地点位になりまして、このグランドを一周して烏丸半島のゴールまで走ります。

グランドの中央には、給水と給食が設置されていました。

ここでの給食は

 

これが出るようにアナウンスされていました。34km地点で、マラソンの最中にローストビーフを食っても疲れたランナーさんにどれほど効果があるか?と言うとかなり疑問ですが、

「ローストビーフが待っている」

位の効果は有ったでしょうね。

 

実は、昨年のボランティアはゴール地点でした。

「楽しみにしていたローストビーフが無かった」

っていう声を聴いていたので、心配していました。一人で沢山食べたランナーさんが居たのでしょうか?それとも、ボランティア会議の時も

「実際の参加者は9掛け」

って言っていたので、生ものだし難しいよなぁ~

 

 

  私の仕事は

 

スタジアムの入り口と出口にコーンを置いて、ランナーさんが勘違いしないようにする準備が有りました。(終了後の撤収作業も)

しかし、それはすぐに終わってしまって、後は

応援

するのです。私はスタジアムの入り口の正面に陣取れましたので、ほぼ全てのランナーさんを正面からのお顔を拝見することが出来ました。

「ガンバレー」

と叫びます。仮装なんかしている方には

「ピカチュー ガンバレ!」

とか言ってあげられると喜んでもらえますね。目立ちたいから仮装されているのですからね。

 

ランナーさん心情もいくらか分かりました。私は2018年の神戸マラソンを最後にフルマラソン(っていうかランニング)から遠ざかっていて、もっぱら自転車に転向しています。もう制限時間ギリギリのランナーだったので、関門時間を計算しながら歩いているランナーさんの気持ちが分かるつもりでした。

 

このままで3時間代のランナーさん

彼らのほとんどは真剣に取り組んでおられますね。ウェアも短パンに半袖シャツがほとんどになります。真っすぐ前を見ている感じです。スタジアムに入っても表情が変わりません。

 

このまま走っても4時間代のランナーさん

このクラスになると、真剣に走っている人が多いのですが、いくらか仮装だったり、スマホを取り出して自撮りしたりと、マラソン大会を楽しんでいる人が登場してきます。お顔も笑顔の方が多くなります。自分の走力と残り時間を考えても、完走は間違いないし、滋賀のびわ湖周辺の風景やそれこそ給食を楽しんでもらっていると思います。(まだ給食の品切れもないでしょうしね)

 

このままだと5時間以上かかるランナーさん

かなり二分されるようにお見受けしました。中高年のみなさんは、自分の体力をマネジメントされているのだと思いました。歩みは遅いですが、淡々と走られています。ウェアもタイツや長袖と寒さ対策もされいるし、ウィンドブレーカー(薄手)を準備したりウェストバックに自分の給食を持参の方も居られます。
 

ところが、20代でも、もう足が棒になっていて、走れなくなっているランナーさんが多くなります。表情はもう途方に暮れているのです。

「なんで、こんな事に参加したのだろう~」とか

「こんなハズじゃなかった」

のお気持ちが読み取れます。

「痛いのは気のせい」

とか声を掛けても、目が虚ろですね。

前半に飛ばし過ぎたのかも知れませんね。

 

そして、制限時間内が厳しいのでは~と思えるランナーさん

残念ながら表情がなくなりますね。お声を掛けても反応が少なくなります。ほとんど歩いておられて、これでは次の関門時間に間に合わないよ~と思えるのです。おそらく、その事は言われなくてもご存知だと思うのですが、精魂尽きるとはこの事の様。

 

でも、フルマラソンにエントリーして、会場まで足を運ばれただけでも素晴らしいです。出来る事なら、制限時間を6時間から7時間にしてあげたらなぁ~と思います。

非力なランナーさんだと、6時間内で走れるプランを立てて、前半それなりに貯金をして・・・とか考えられたのだと思うのです。7時間ならなぁ~。(私の最後になった神戸マラソンは制限7時間)

 

びわ湖マラソンは二年前にびわ湖毎日マラソンから発展的に市民マラソンに模様替えしました。しかし、びわ湖毎日マラソンからの「競技色」は残っていると思います。もっと参加者の底辺や人数を増やして、ランニングが普通の楽しみになるようにと思いますね。