博多出身の作家さんだそうです。wikiでも年齢も性別も不明です。

 

 

  豚骨ラーメンは登場しません

 

題名もそのものズバリ「博多」が登場しますが、ラーメン屋さんが登場するか、と言うとそれがほとんど有りません。主な舞台になるのは、「殺し屋」さんの事務所等々。

 

なので、博多のグルメ情報とかを期待していた人(私は少しそっちの方かと思ってました。)には、大外れっていう本になります。

 

 

登場人物がさほど多いって事もないのですが、

主な登場人物のイラストが巻頭に入ってました。

 

 

 

  本作の舞台は、人口の3%が殺し屋の街・博多

 

 

インタビュー記事を見つけました。博多出身の自虐ネタにしても、ちょっと笑えないですが、

 

 

アジアの玄関とは、良く言ったものだ。海外企業の誘致を積極的に進める市長の方針は経済的に海外の裏組織まで歓迎することになった。

まぁそう書かれると、ひょっとしたら~とか思ってくるから不思議です。

 

しかし、まぁいとも簡単に次から次へと殺し屋が登場します。アパートの大家さんが、入居している住民がうるさいからと言って、殺し屋に依頼しますか?

 

ゲームなどで、大量の殺人シーンになんの違和感も持たない若い人なら、この本もそれほど変には思わないのでしょうね。