北海道一周自転車の旅 おまけ

 

 

 

6月1日からほぼ一か月北海道一周の自転車旅に出かけてました。

その間、STRAVAやフェイスブックは更新していたのですが、amebloの方は時間もかかるだろうし、帰宅してからの更新でお許し頂こうと考えておりました。

 

帰宅は6月30日になりました。それから思い出しながら更新しています。後半はかなり遅れました。暑さと時間が経過すると忘れかけています。笑止ください。

 

最後に出発前に準備した荷物の事をまとめて置きます。

また、ロングライドに出るチャンスが有ったら、自分自身も参考になると思っていて、まぁ忘備録ですね。

 

 

 

  自転車のメンテナンス系

 

2,000キロを超すライドですし、僻地だと地元の自転車屋さんの修理をアテにすることは出来ない、万が一の時にも最低限自走できるようにとLOKO Bicycleさんと考えて、メンテナンス系の用意をしました。

 

左の上から、パンク修理の時に使うタイヤレバー×3本。その下がタイヤがバーストした場合のパッチですね。パンクしたチューブに貼るパッチも持って行きました。

それから、チェーンが切れてしまった場合を考えて、チェーンのピンを二種類。それにチェーンカッターと呼ばれる道具も持参しました。(LOKO Bicycleさんからの借り物)チューブについている空気を入れるバルブだけが悪くなる時もあるので、バルブも持参して、バルブを締めこむ道具も持っていきました。

ブレーキ(ディスクブレーキです)のパッドも一組用意しました。

変速機のトラブルで予想されるのがハンガーと呼ばれる本体と変速機を連結している部品も持って行きました。

それに丸くしているのは、ブレーキ用のワイヤーです。

下の方では、インシュロック×3本、ボタン電池、組み合わせ式の工具。3mmのアーレンキーはディスクブレーキの調整に必要なのです。細いドライバーはタイヤに刺さった異物を取り出す用です。

これを100均の袋に入れています。太字になっているのは、普段は持ってないけど、北海道一周ライドに備えて増やした道具や部品です。

 

これに別にタイヤチューブを×2本持って行っています。
 

タイヤチューブはサランラップで包んでいます。いくらか劣化防止になるらしいし、これが一番コンパクトになりそうです。

黒い手袋も用意しています。輪行でもほとんどチェーンに触れずに出来るようになりましたが、タイヤがパンクした時などは滑り止め付きの手袋が欲しいと思っています。

 

 

  ライドの時の服装

 

ライドの時の服装です。基本これでずっと過ごすのですが、寒い時はインナーを長袖にしたりインナーで調整していました。寒い時はウィンドブレーカーを着用します。小雨の時などは終日ウィンドブレーカーを着ている日もありました。

 

パールイズミのサイクルジャージに、やはりパールイズミのビブタイツ。過去の私のお尻の痛みをLOKO Bicycleさんに相談して、今回初めてビブタイツを使いました。お尻と着用しているものとの隙間が生じていると摩擦が多く発生しているのだろう~と考えて常に上方向に引っ張ってくれるビブタイツは有効だろう、と考えたのです。

黄色の手袋と靴下は今回の北海道ライドに向けて用意しました。とにかく目立つことが後方からの車の認知を上げるだろう~と考えました。

アームカバーとキャップはワークマンです。

ハンカチは色々と使えて便利です。必ずポケットに入れるようにしていました。

 

そして、これ一組しかないので、着た切りスズメです。なので投宿したら、まずは充電ですが、その次の仕事は洗濯でした。なので予約する時にも「洗濯機は有りますか?」を聞くようにしていました。ほとんどのお宿で洗濯機は有りました。乾燥機はほとんど使いません。化繊で出来ているので、熱による縮みが心配です。元クリーニング屋さんとしては、ホテルなどの乾燥機は高温ですが風量が少ない、と思います。内気循環だからそうなるのでしょう。

脱水機で絞ってあれば、部屋に干しておけば、翌朝には着られます。たとえパッドが湿っていてもノープロブレム。その内に乾きますよね。民宿や旅館は部屋に干すのが容易でしたが、ホテルはなかなか難しい所も有りました。しかたなく乾燥機を利用した事もあるのですが、縮まないか心配しました。

 

 

  宿での服装

 

 

 

 

荷物を減らすなら、宿に浴衣があるなら、それだけで済ませる方法もあるでしょうが、それだと外食に出かける事も出来ません。長ズボンはユニクロで最薄のものです。これは室内着だったり、外出着だったり、また防寒具としても活躍しました。半ズボンは長ズボンを洗濯している時に着用しました。

 

シャツ類は、基本は室内着ですが、その日の気温でライドの長袖にしたり、メッシュのシャツにしたりしてました。長袖のシャツはリンプロという自転車ウェアのメーカーさんのシャツで背中に三つのポケットがあります。いくらか防風なので、ウィンドブレーカー的に上に羽織ったりと、調整に使えました。

 

北海道は広いので南と北ではかなり気温が違いました。また、期間が約一か月と長かったので、軽くしたいのは山々なのですが、こうしたウェアもいくらか持参する以外になかったです。

実は、これだけでは寒くて札幌のユニクロで薄いパーカーを買っています。

 

全体としては、もう少し減らせるかなぁ~とは思いますが、私は寒さに弱いです。寒いままライドを続けるとお腹を下してしまいます。それを考えても、温度調整、防寒的な衣料は必要でしたね。

 

 

  お薬とか

 

 

お薬は、年齢が年齢なのでいくつか持って行きました。日程が延びることも予想されたので、35日分用意しました。また、歯間ブラシや歯ブラシ歯磨きも用意しました。民宿などでは、こうしたものがない所が有ります。

筋肉痛対策のパップ剤やクリームも用意しています。また現地で買い増ししています。お尻に塗るワセリン(摩擦防止)にオロナインのチューブ、バンドエイドは大小、いつも使っている漢方胃腸薬、日焼け止め、虫除けスプレー。日本手ぬぐいは、民宿などでタオルが無いところ用です。

漢方の胃腸薬は、ちょっと食べ過ぎたとか、お腹を冷やしたかな?という時に飲んでいました。これのおかげか、一周ライドの最中にお腹が調子を崩すことは無かったです。

 

 

  雨具

 

 

一か月近くになる予定だったで、雨具も用意しました。豪雨なら宿で連泊するとかになりますが、少雨はそのまま進む予定でした。幸い終日雨という日は無かったですが、雨具の出番は多かったです。黄色の上は、モンベルのゴアテックスです。長年使っているので、防水が弱くなってきていて、出発前にスプレーしましたが、途中でも怪しくなってきていたのでまた防水スプレーしています。新調した方が良かったですね。この雨具は防寒具としても活用しました。

白いウィンドブレーカーは出発直前にもう少し厚みのあるLOKO Bicycleのウィンドブレーカーにしました。背中にポケットがあるし、丈も長いので自転車にはやっぱりそれようのものが有効ですね。

ズボンはモンベルの自転車用の雨具です。裾が広く開いてシューズを履いたまま脱ぎ着が可能です。それと、ワークマンの防水(防寒)手袋はネオプレーンで効果を期待しましたが、それほど強い雨もなかったので、六月なら外しても良かったかもしれません。また、ズボンの方もそれほど出番はなかったです。自転車用のタイツは少雨ならそのまま走れました。

 

 

  電装品とか

 

輪行袋はモンベルの横型にしました。私は縦横兼用になるタイプも持っているのですが、在来線の特急に乗る予定が無かったのと、やっぱり軽くしたかったのが理由ですね。チェーンのオイルとウェスは持参しました。

電装品は、左からガーミンの腕時計。これも迷いました。スマホやサイコンで時間は知れますからね。しかし、持って行くことにしました。サイコンはiGPSを用意しました。以前のPioneerが電池容量が減って半日しか持たなくなっていたので、新調しました。しかし、ナビ機能ではやや見劣りしましたね。やっぱり予算があればガーミンだったかな、と思います。心拍系は腕に取り付ける光学式です。リアのライトも新調しました。フロントライトは400ルーメンのタイプ、ヘルメットには写真のライトともう一つライトを取り付けてました。

ヘルメットはバイザーがついているタイプです。

 

 

  充電器とか

 

 

充電器とモバイルバッテリーも持って行きました。それと、各種の充電用のケーブル。専用品もあって沢山になりましたので、ネットの袋に入れてました。

熊鈴はモンベル製ですが、自転車ではほとんど鳴らないですね。

 

 

  パッキング

 

 

左からフロントバッグの大には、毎日宿の部屋に持ち込む衣料とかお薬の類を入れてました。中央のフロントバッグ小には、ライドの途中で必要になる、補給食や傷薬、ウィンドブレーカーとかメモ帳などが入ってました。

サドルバッグには雨具や修理用の工具類などが入っていて、これは宿の部屋にまで持ち込む必要がない物を入れてました。

 

 

  自転車では

 

 

ハンドルの所にフロントバッグの大を取り付けています。これが幅を取るので、下ハンドル姿勢はほぼ取ることが出来なくなりました。私はほとんど下ハンはしませんので、これで良かったのですが、リムブレーキだったら困るかな。フロントバッグの小は大の上に縛り付けるように付いています。

サドルバッグは当然サドルについています。

なので、リュックサックは使っていません。前年の四国一周ライドでは使ったのですが、やはり無い方が体は楽だなぁ~と思いました。ただ、宿での段取りとか輪行の時などはリュックの方が便利でしょうね。

 

北海道一周ライドに向けて、タイヤをシュワルベのマラソンに代えています。

道中一回のパンクもなかったです。恐るべき耐久性ですね。

しかし、帰ってから

この傷を発見しました。ザックリと切れてました。

恐らく苫小牧の港の近くで踏んだ金属片が原因だと思います。なら、それからこの状態で500キロほど走ったことになります。