雲のうえより

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いろんなものを棚に上げ、はるか上空から評論いたします

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マンガ原作の映画化で成功した事例をほとんど思い出せない
もちろん好みの問題はあるとして、私の感覚では、ピンポン、オールドボーイくらいか
それとて原作には遠く及んでいないと思える


なぜマンガ原作の映画化は成功しないか

単に映像化したいだけなら映画化する必要なんか無いからだ
そもそも無い
有るのは、一定の固定ファンが居るという作り手側のメリットのみ

小説<マンガ<映画という順で、作者発信の情報量は増えていき、受け手の抱くイメージは、より限定的なものになっていく

小説、マンガなど既に受け手が個々にイメージを持っているものに対し、みんなが納得するように再現して見せるのは、原作を一から作るのと同じくらい難しいはずだ
原作がおもしろいから、おもしろい映画を作れるなんてのは間違いだ

原作の醸し出す雰囲気を正確につかみ取った上で、高度なセンスと細部のこだわりで、原作以上にその雰囲気を熟成させなければならない
そもそもハードルの高い作業で、それに挑むだけの理由があんのか、
ということだ


で、GANTZ


ま、そういうことですね

スーツと星人の再現に全力を費やした結果それのみで終わったんだろう

CGの荒さを暗闇でごまかしすぎ・・・
バトルの格好良さや爽快さで勝負しても良かったのだが、それも無かった・・・

ファンからすれば残念だなあと

でも、あしたのジョーよりおもしろいと思うよッ
たぶんね!











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サケロックの「会社員」のPVがすごい
ていうか泣ける

でか普通の人はこんなものでは泣かない

雑踏の交差点のど真ん中、軽快なリズムに載せて、見事な荒唐無稽ダンスをキメるヒゲ面のサラリーマン
このおっさんがひたすら意味不明の爽快なダンスを完全な曇り空の下繰り広げる1分50秒


企業戦士という言葉がある
仕事は戦争であり、したがってサラリーマンは戦士・兵隊という事になる
兵隊に意志などいらない
命令あるのみ
高度成長期から続くこの滅私奉公的な仕事に対する価値観は、今も変わっていない
働いた分の正当な対価が期待できない分、現代の方がまだタチが悪い

このサケロックのPVに出てくるサラリーマンは、まさに企業戦士そのものだ
彼には踊りの意味など関係ない
踊るというミッションがあるならば、それに従うだけだ
恥ずかしいとか疲れたなどの弱音は論外
とうの昔にそうした類の感情は捨ててしまってもいる

しかし、サラリーマンである私にとって、彼の無表情に一筋の涙を見いださずにいられないのだ
彼は泣いている

だから私も泣こう
銃弾の嵐に飛び込もうとする兵士に、泣いてあげる人間が一人くらいいてもいいはずだ



ま、考えすぎか

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モーモールルギャバンは2005年に結成されたロックバンドである
2008年のFM802主催のコンテストでグランプリをとっている


ゆるくてPOP
おバカで切ない
クールでエロい
懐かしくて苦い
マヌケで優しい

彼らのメロディと歌詞は、同方向を向くこと無く、常に多面性をはらんでいる
その多面性は混ざりながら奏でられていくが、溶け合うことはない
それぞれが明確な違和感としてそこに存在し、それでいて心地よい

この多面性こそ人間のあるがままの姿だし、ストレートにそれを他人様に見せることをはばからない彼らの人間性は、だらしないんだけど、どうしても嫌いになれない親友(僕にはそんな奴居ないけど)って、こんなだよなっていう気にさせる





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