雲のうえより -2ページ目

雲のうえより

いろんなものを棚に上げ、はるか上空から評論いたします

photo:01

判断が難しい作品
漫画として明らかに未熟である
コマ割りもメチャクチャだし、絵も発展途上

しかし、物語の細かい設定のこだわりと、未熟さが生み出すゆえの、他の漫画との差別化が際立ち、作品全体の異様な存在感を醸し出している

今後漫画家としての「慣れ」が出てきた時、本当の真価が問われるのだろう

とは言え、右へならえの出版業界の中で、注目すべき逸材である事は確かだ




iPhoneからの投稿
photo:01

すばらしい
とにかく素晴らしかった

登場人物の感情の波に一瞬でさらわれ、帰って来れなくなってしまった

原作がそうであるように、奥底にあった自分も知らなかった感情を、確かにソコにあるものとして再発見させてくれる、という意味において、人気小説原作の映画化として、他に類を見ない稀少な成功事例だろう

トランアンユンの才能とセンス、そしてなにより、菊池凛子・松山ケンイチの圧倒的実力に唖然




iPhoneからの投稿
photo:01

生々しい
とにかく
でもグロくはない

ゾンビものとして捉えれば、よくある設定かもしれない
ある日突然自分の彼女が異形のモノと化して襲ってくる
さえない主人公は極限の状態の中成長して生き抜いていく
まあ陳腐

であるならば、この作品からビシビシ伝わってくるこの生々しさは何か
観ていると冷気で火傷しそうなほどのこの作品の空気感はどこから来るのか


物語は至極淡々と展開される
日常に溶け込んだ非日常を親身に感じる事ができる
説明的な会話や無駄な描写は一切ない
登場人物に無駄な感情表現がないだけ余計に、こちらは意識を同化してしまう

リアルさの追求は主人公の顔にも現れている
この顔はどう見ても作者本人だ
職業も漫画家である

作者はこのありふれた設定を極限までリアルに生々しく描く事で、全く新しい世界に我々を連れて行こうとしている

しかし、気を付けなければいけない
そこにヒーローはいない
目の前の現実的問題を排除しようとあがく、妄想癖の青年がいるだけだ





iPhoneからの投稿