苫小牧市I様邸工事レポート 縦列駐車のコンクリート舗装駐車場 | ガーデニングおじさんのつぶやき日記

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苫小牧市を中心にガーデニング・エクステリア工事をやっている中で、日々の出来事や感じた事をだらだらと書いていきます。(参考HP http://www.cgkikaku.com/ 「クリーン&グリーン企画」で検索)

 

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敷地奥に玄関の配置の為、縦列駐車の駐車場。幅3.5m、玄関ポーチまで14.8mあります。詰めて駐車すれば、3台駐車可能?

今回は、コンクリート舗装の外側を型枠でなく、皿型民地石と民地石で囲いました。

玄関前から歩道までの高低差があまり無いので、横断方向の隣地側に勾配を付け、皿型民地石の溝に雨水を落として緩い勾配で道路へ雨水を流すこととしました。隣地側以外の部分は、普通の民地石を付けました。

今回のスリットは、幅4cm。断面18*105mmの板材2枚に断面40*40mmの木材を重ねて型枠を設置。

住宅基礎とタイルデッキがコンクリート舗装に接する部分は、コンクリート舗装の膨張による力を緩和する為にエラスタイト(厚さ10mmのスポンジ状の板)を設置。

φ10mmのD10鉄筋を縦横20cmピッチで配筋。

鉄筋が下から6~8cm程度の位置となるように、コンクリートブロック等で設置。コンクリートは、圧縮には強いけれど曲げ(引張り)に弱い性質があります。コンクリート舗装の上に車両の荷重がかかった時、そこ面が凸となって引っ張る力に鉄筋が強度を発揮する様に配置しています。

ポンプ車を使ってコンクリートの打設。ポンプ車のH圧送さんのインドネシア人の技能実習生が見習いで一緒に来ていました。今年からは、外国人技能実習生の就労業種が増えてこれまで以上に外国人が多くなりそうですね。でも、円安が進みすぎるとあまり来てくれないのかも?

左官職人が使うトンボ(左)とフロート版(右)。

ハケ引き用のブラシ。

トンボ、フロートで均して少し表面の水が引いた後、手コテで高さ調整しながら仕上げ均しをしています。

生コン打設から、4時間ほど経ってから、ブラシでハケ引き仕上げ。水が流れやすい様に横断方向に皿型民地石に向けてハケ引きしています。

生コン打設から、まる一日は、硬化していないコンクリート上に人が入らない様、しっかり囲いました。

コンクリート打設の翌日、コンクリートの硬化状態を確かめながらスリット部分の型枠を撤去。砕石を10cm程入れて、防草シートを敷いて那智黒石を入れました。

物置前には、ST450平板を設置。

他の工種については、次回アップします。