4月、精神科医の藤代のもとに、初めての恋人・ハルから手紙が届いた。
“天空の鏡”ウユニ塩湖からの手紙には、瑞々しい恋の記憶が書かれていた。
だが藤代は1年後に結婚を決めていた。
愛しているのかわからない恋人・弥生と…。
失った恋に翻弄される12か月がはじまる。
久しぶりの川村元気さんの小説。
映画化もされるみたいで気になったので図書館で借りました♪
よくある恋愛小説ではない物語。
49歳だから感じるのか?
確かに、恋や愛、結婚は永遠ではない。
お互いの気持ちのバランスと言うのだろうか…悪く言えばお互いの妥協で継続されている気がする。
だからなのかなぁ…?
初恋や学生時代の淡く終わった恋が美化されるのは…?
我が家の子ども達もこれから恋愛をすると思うが…嬉しかったり、悲しかったり…色んな複雑な気持ちが入り混じる経験をするのだろう…。だけど、その経験が人生を豊かにしてくれる。