こんにちは
Laduna Coco（ラドゥーナココ）です。
イベントスケジュール
先日
地元の喫茶店に行きました。
そこは昔ながらのお店で
80代ぐらい？のおじいちゃんが
１人で経営されていて
ケーキとパンが食べられます。
以前１度入ったことがあり
なんだか気に入ったので
母と再訪問してきました。
店主さんがご高齢で
「オーナー募集」の張紙が
店に出たとのことで
もし閉店の可能性があるのなら･･･
また行きたいと思ったんです。
みてみて！
ケーキの下のアルミシート！
昭和！！
なつかしい！！
久しぶりに
ショートケーキを食べました
パンは、母チョイスで
チーズパン
卵パン
コーンマヨパン。
母はフルーツたくさん乗せの
ケーキをほおばりながら
これこれ！
缶詰のみかんが乗ってるケーキ！
なつかしいわぁ！
と、キャピキャピしてました。笑
このお店は
特にオシャレとか
洗練された空間とか
そういうのではなく
古い、素朴な
喫茶店なのですが
なんか
いいんですよね。
店内には私たちの他に
ご高齢の女性達が
たくさんいて
最初びっくりしたんですが
なんと、持ち込みのご飯を
食べているお客さんもいたのです！
えええ！
って最初は思ったのですが･･･
私たちが注文したお茶の準備ができると
持ち込みのご飯を食べてたそのお客さんが
さっと立ち上がり
そのお茶を
私たちに出してくれたのです。
店主さんは脚を少し引きずられいて
そのお客さんは、その後も
店主さんの代わりに
お茶やおしぼりを
運んでらっしゃいました。
常連さん兼プチアルバイトさん？
持ち込みでご飯食べるのも
店主との信頼関係あってのことかな。
なんか、そのゆる～い感じと
あったかい信頼関係を見て
ええなぁ。
と、しみじみしちゃいました。
おじいちゃんが１人で経営するお店に
同じくご高齢の人たちが
集ってきます。
人が集まってくるから
おじいちゃんは１人じゃないし
ご高齢のお客さんたちにとっても
ここで皆と会えるから
１人じゃない。
このお店は、皆にとって
憩いの場なんでしょうね。
ケーキは350円
パンは120円
令和の時代にありえない価格も
皆が集いやすい理由の１つですね。
破格
の値段だけど
安くて悪い、ではなくて
ケーキもパンも美味しかったし
お手洗いの備品も
ちゃんとしたものが置かれていました。
真心で続けているお店。
その真心が
お客さんから愛されるお店。
長く長く経営を継続されてきた
厚み。
続けてきたからこそ到達できる
「域」のようなものを
この素朴なお店から、感じました。
お会計の時
おつりを渡してくれた
おじいちゃんの手は
親指の付け根のあたりが
ボコッとでっぱってて
ゴツゴツ、デコボコしてました。
それを見て
「風の谷のナウシカ」の
ある台詞を思い出しました。
（以前描いたクシャナ＾＾）
城オジの１人、ゴルが
自分の手を見せて
クシャナに言う台詞です。
「わしらの姫様は、
この手を好きだと言うてくれる。
働き者のきれいな手だと
言うてくれましたわい」
おじいちゃんの手も
働き者の綺麗な手。
というか
おじいちゃん、
顔もゴルに似てるかも。笑
この店主さんには
どんな歴史があるんだろうな。
素朴だけど
なぜか心に残る
その余韻の中にいると
不思議な安心感がある。
こういった感覚は
目立たないものだけど
こういった感覚を
大切に
生きていきたいなと思います。
おじいちゃんのケーキとパン
また食べれますように。
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最後まで読んでくださり
ありがとうございました