財布ではなくて

採譜のナハシ w



かの有名な、アール・クルーの名曲

ドクター・マクンバを採譜中です


採譜する際はできるだけ

楽器で音を確かめずに


音源から直接五線紙に書き写すのが理想です


聴音を鍛えるためにも



が然し、聴音に乏しいタワシにとっては、それが至難の業でありまして

 

何度もYouTube音源をリピートしては採譜を試みねばなりませんで


1曲に1週間かかることもざらなのであります (笑)


キラキラ


なので、今回は譜面作成ソフトを使ってみましょう


採譜した音符が実際に聴けるので、よりスピーディーで正確です

 

して、できあがったら受け持ちパートのトラック音だけを消してメトロノームの代わりにバックで鳴らせば、個人練習用のマイナスワン音源としても使えますニコ


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これはCAKEWALK社から発売された「Overture」という譜面作成ソフトで、既に廃盤となってまして、、


でも、幾つか最新のアプリも試してみましたが、使い勝手からいえばこれが一番!


1小節目のbpm110 の予備カウント以下、2小節目からはギターとベースのユニゾンをベースのリフとドラムだけのイントロにアレンジして


リハバンがピアノ・トリオなので、実際のイメージに近づけるため、4つのトラックでキーボードとベースとドラムを割り当てました ニコ


MIDI音源には比較的生音に近いYAMAHA-XG を使ってみます


所詮はデジタルなので、気味のない音には違いないけど、、(笑)




2段目はキーボードがリフに加わったところです


4小節目(音源の6小節目)ではテンポが bpm109、110、111..と徐々に速くなっていました


 キラキラ


採譜していて気づいたのは、どの箇所のリフの頭でも一旦はテンポが気持ちだけ遅くなり、そこからまた気持ちだけ速くなって徐々に落ち着くといったパターンがよくあるということで

 

一般に、アップテンポのジャズの演奏ではドライブ感や流暢さが求められるため、ちょっとしたモタつきも許されないのが常識のようにもなっていて

 

仮にミディアムテンポの曲だと、終わりが bpm10以上速くなっても違和感はないとも言われますが..


キラキラ

でも、ホントにそうでしょうか? 

オーケストラでは指揮者がリズムをリードして、音節の節々に微妙なテンポの調整がなされます


ドボルザークのユーモレスクなどもいい例で、立ち上がりから徐々にアッチェルして、その後一旦リズムは落ち着きますが、またそこから徐々にリットさせる手法が随所にみられます


一方、規則正しいもの.. 例えば時計の秒針の動きを見つめてると、ぎゅっと心臓を掴まれたような異様な圧迫感を感じたりしませんか?


なので、音楽には、テンポ・キープの概念は不要なのです!





えらい極端やな 真顔