これを覚えている方、いらっしゃいますか?
これを使ったことのある方は、50、60歳以上でしょうか。
私の家では18歳まで家にありました。
たぶん、50年前くらいまでは普通の家にあったと思います。
田舎に行くと、40年前まではあったのではないかと思います。
今の世の中、建売住宅、注文住宅に関係なく、縁側というものがなくなりました。
昔は、縁側があって、そこで隣近所の方とお茶を飲みながら、コミュニケーションをとってきました。そして、トイレは殆どの家で縁側の突き当りにあり、ドアの横に「手洗い器」とタオルがぶら下げてありました。
使い方は、この器に水を入れ、下に突き出ている細い金属棒を手のひらで上に突き上げると水が出てくるので、それで手を洗います。
今の子供たちだけではなく、30歳、40歳前後の人に聞いてもわからないでしょうね。
私もこの博物館で見るまで忘れていました。
当時の生活が思い出され懐かしい思いでした。
※北名古屋市 昭和博物館にて。