モジョミキボー | ガランリンの脇台詞 *わきぜりふ*

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伽藍琳(ガランリン)のブログ

一昨日アンナの稽古場での最終稽古を終え、
(そのことについては別記事で書きますね音符
昨日今日と私達キャストはOFFを頂きました。

で、
リハが続くとどうしてもoutputばっかりになってしまうので、
昨日は久々にinputだ~アゲアゲ と、シモキタへ。

『モジョミキボー』、観てきました!

 

3年前に、同じOFF OFFシアターで、
1ヶ月のロングランを行った作品とのこと。
失礼ながらその時は情報を得ていなくて観ていなかったのですが、
同じキャスト・スタッフでの再演。

・・・すごく良かったです!

何かを観て、「すごく良かった」というのはとても、
安直でチャイルディッシュな感想に聞こえてしまうと思うのですが、
観終わった後にすぐ、特に「本当に良かった」と思った作品は、
的確な言葉で感想を述べられないことのほうが多くて。

フライヤーの謳い文句にもなっている、
「17役を2人の俳優で演じる」さまが、
とても鮮やかで素晴らしかったのですが、
それ以上に、
この作品をこの劇場でやろうという心意気、とか、
俳優の力なのか演出の力なのか(おそらく勿論両方)分からない位融合した演技やステージング、とか、
同様に、アイディアの出所が分からない位合致した、舞台美術や照明の効果、とか、
(演出家のオーダーなのか、美術家や照明家から発信のアイディアなのか、おそらく勿論両方、という意味で^^)
言葉にまとまりがなくて恐縮ですが、
何ていうか、
こういう芝居、創りたいなぁ!
というのが最大の感想です好

息遣いまで届くこのサイズの劇場で、
対話が成立するミニマムな人数=2人で演じる、
大人のための、良質で、世の中を変える力を秘めた芝居。

この、「秘めた」位な感覚が私は好きで、
真っ向からテーマを飛ばしてくる芝居も勿論あって良いけれど、
じわじわと、あるいは、こっそりと、心の中に何かを置くような、
こんなお芝居がやりたいなぁ。と思いながら、
劇団時代の思い出の詰まった久々のシモキタを後にしました。

3人以上で当日券を買うと1人分タダ!という、
びっくりな企画をやってくれているので、
稽古期間の俳優さんの手当や舞台上で使用される○○の製作費など諸々考えたら、
3,500円でも安いんじゃないか、と思える作品なのに、
私達、2,300円ちょっとで見せて頂きました。
当日券並んでくれたmy friendsにも、ありがとう!

まだ前売り券もあるようです。
東京は2/11まで。
『モジョ ミキボー』のブログ

近頃、ミュージカル仲間の間で、
小さな小屋で少人数で、がっつり組んで芝居が創りたいよね。
なーんて話がよく挙がったりするのですが、
みんな~アゲアゲ ぜひ『モジョミキボー』、観に行って~きらきら