大手元売り2社で、AIを利用した監視を導入の話しがありました。
結論から言うと、夜間監視、ワンオペの私達の仕事はなくなりません。
問題が起きたときに、給油現場に行く必要があるからです。
AI監視システムは、「給油に問題ない」と判断したら許可を出すという仕組みです。
例えば、携行缶に給油しようとしたり、給油口にノズルを入れてなかったり、
「わからない」状態のときには、許可を出さずに係員に知らせることになっています。
許可出すスイッチ(セルフサービスコンソール、SSCと呼ぶ)と連動した、スマートフォンのような装置(可搬式リモコン)があり、社員等はそれを腕に巻き、別の仕事をしながら同時に許可を出していますが、実際「監視されていない」例があり、問題になっていました。
つまり一人は「監視役」を置かざるを得ないのが今のスタンド状況なのです。その「一人」を減らすためのAIシステムであり、無人化は危険物取り扱いのためにできないのです。
コンビニ併設のスタンドでも然りで、給油客を監視しながらレジを打つということが、できているかというと疑問なのです。そういう「監視」という部分だけAIに託そうというのが開発理由です。
要は問題ない給油者(私の監視する限り99%以上の人)に対しては自動にすることで、別の業務に専念できるというのが大きいのです。
私達、ワンオペ夜間勤務者は仕事の多い少ないはあれど、楽になることは事実ですが、AI監視システムの「予期」の範囲がどれくらいあるのか、巧妙になっている違反給油者をオミットできるのかは、甚だ疑問ではあります。余裕が怖い仕事でもあるのです。
人が足りないスタンド経営において、必要なシステムではあるのですが、便利は不便の裏返しでもあることは事実だと、私は考えています。