今は無き某ショップにてフルチューンされておられましたST202 セリカ。
昔はセガラリー(ゲームねw)等でもお馴染みで一世を風靡したST205 GT-FOUR(四駆のターボ)ではなく、こちらの車両はFFのNAになります。
で、こちらの車両は数年前にもミッションのオーバーホールやクラッチ交換で色々と苦労しました
GT-FOURだとエンジンが名機3S-GTE搭載で現在でもパーツは色々と残っていると思いますし、同じ3SのNAエンジンでもアルテッツァはまだパーツも販売されているのカモしれませんが、こちらのセリカに限っては改造でもマイナーな車両なため要所要所のパーツが純正であれ社外であれ入手困難となります…
点検を進めるとすぐさまドライブシャフトブーツに亀裂と破れで左右ともグリス漏れ…
部品を調べたところ、ブーツ単体では私の嫌いな割れタイプしか設定が無くなってしまっていたのでドライブシャフトはリビルト品にて対応することにしました。
そして乗って動かしていると腹下から極悪な音が聞こえてましたが、原因はHKS製だったかな??のエキマニの蛇腹部分からの排気漏れ…
排気漏れした排ガスの煤で黒ずんでますね…
これの修理は大変そう。
エキマニの排気漏れを点検していると奥に見えるミッションマウントに亀裂が入っていましたので他のエンジンマウントとミッションマウントも点検を行います。
他もダメですね…
ドラシャを抜くのにはワイトレを先に外さないと割ピンが抜き取れませんね
ミッションオイルも抜いて~、
届いてあるリビルト品のドラシャと並べて確認をすると…
あ… この車両はABS付きだった
こちらの車両は元々足回りがスーパーストラットだったのをノーマルストラットへ変更されていましたので、何処かで何かを取り違ってしまったようですw
とにかく私の確認ミスなので、すぐさま取り直しとなりました
ま、どちらにしてもエキマニの修理もプロフェッショナルなマフラー屋さんに依頼してあるのでエキマニが修理から戻ってくるまではリフトから降ろして待機しておいてもらいましょうww
セリカのドラシャを待つ間に不動でレッカー搬送されてきましたCL7 アコードユーロRの燃料ポンプ等の交換。
ちなみにこちらの車両の当店への入庫はレッカー搬送率70%くらいですwwwwwwww
入庫してから先に原因を調べたところ燃料ポンプのヒューズが切れてましたw
そもそもヒューズが切れる原因は燃料ポンプ本体が一番怪しいのでポンプ本体を点検。
先ずは汚れがタンク内に入らないように綺麗に掃除。
点検の結果ポンプ本体も取替決定
サーキット等も走られませんしチューニングも行わないとのことなので、純正の燃料ポンプキットにて交換作業を進めます。
一発始動で絶好調となりましたww
古いのでポンプリレーも新品へ交換しておきます。
完成~
差し入れ共々ありがとうございいました~
で、良き時代の車が続きまして、お次はRX-7のFC3S
こちらは業者様からのご依頼分で、ある程度の時間を乗っていると時折?クラッチが戻らなくなってくるそうで…
クラッチマスターからの漏れはなくクラッチレリーズシリンダーの動きは悪くは無さそうですが、今後のためにもクラッチ系統全ての点検も行います。
ちなみに他店にて購入されたばかりみたいです
ミッションを降ろしてみるとクラッチ本体はわりかし最近に交換されてそうですが…
ミッションハウジング内の清掃は、あまりされていない感じですね
フライホイールもまぁ… こんなもんでしょ…
クラッチカバーとディスクは純正同等品に交換されてまだ新しい感じです。
古いグリスと新しめのグリスが混ざり合ってる感じですかね…
最低限の清掃とグリスアップを行い元通りにしておきました。
今回はSUNOCO製ミッション/デフオイル
あっちの穴から流れ出てくるまでこっちの穴からミッションオイルを入れていきますww
クラッチフルードは購入店にて交換済みとらしい?と、お聞きしておりましたが…
クラッチマスター内のクラッチフルードはゴテゴテ…
クラッチマスターとレリーズシリンダーは社外新品へ取替を行います。
取り外した部品…
お疲れチーンw
外してからバラしてみると中身はグッチャグチャ
クラッチラインは銅ワッシャーのみ新品に交換し再使用
これで一先ずは大丈夫でしょうw
それでは、また
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